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20 2015

自力で何とかすること

先週の中2数学の授業で、ちょっと変わった指示を出しました。授業で使うノートは全て私が作成した電子黒板用ノートを使っているのですが、そこに1問比較的難易度の高い1次関数の問題を入れておきました。

そしてこのように指示をしたのです。

「来週この問題を確認テストに出します。
基本的には今日の授業で教えた事を使えば解ける。
自分で解いて、テストの準備をしておくこと。
もしどうしても分からない場合は、次のようにしなさい」

数学が得意な生徒は自力で何とかしようとするでしょう。それはプライドが大きなウエイトを占めるのではないでしょうか。いいです、そういう意地にも似た姿勢が得意科目には必要です。

一方、苦手な生徒はどうしたらよいか。そこそこ難易度が高いので、容易ではありません。そこで、具体的な指示を出しておいたのです。

・事前に(塾の)先生に質問する
・学院生同士で相談する

禁止したのは「他の塾に通っている友だちに聞く」です。

先生に質問するのは当然の解決方法でしょう。まあ、私は絶対に答えを教えないので、ちょっとしたヒントや糸口のみ与えます。どうやら先週の木曜に相方のH先生に聞いた形跡が黒板に残されていましたが、ややヒントを与えすぎなきらいがありました。むむむ、少し親切すぎですね。

学院生同士で相談するのは推奨しました。当然できる生徒に聞くという図式になると思いますが、未知の問題の解き方を他人に説明するのは、できる生徒にとってもプラス面が大きいと判断しました。簡単な問題を教えるのとはワケが違います。他人に説明するためには、喋る内容よりも更に深く理解し、筋道を立てておかないと支離滅裂になってしまうからです。生半可な理解では自分も説明するうちに混乱してきてしまいますし、何より相手が分かってくれません。

人それぞれ、どういった準備をしてくるか、そこは自主性に任せました。当然準備が不足していれば(つまり、解けないままテストを受ければ)大目玉が待っています。テストで出る問題が分かっていて、それを自力で解ききれる状態にしてくれば良いだけです。何が出題されるか分からない定期テストよりはるかに準備は楽なはずですから、できる・できないがそのまま本人の意識と直結します。

そのため、今回のテストでふがいない得点を取った生徒は、「自力で準備をしてくる意識が薄い」ものとみなし、他力で(強制して)実力を伸ばしていくことにしましょう。具体的に言うと、呼び出しです。

テストの結果はいかに


結局一発合格者は4名でした。この4人に共通するのは、そのテストで出題される予定の問題はもちろん、宿題も「分からない」で済ませること無く、解説を熟読して理解をしたり、解いている途中経過を丁寧に書いていたり、自分なりにポイントだと思うところをマーカーで書いていました。できていない問題は解き直しもシッカリできています。

一方、不合格ではあるものの、何とか筋道は追えている生徒も多くいました。合格者との差は、宿題で諦めている問題が多いことです。速さのグラフから傾きを読み取る、スタートのゴールの座標を代入して式を求める、交点を求めるためにはまず2本のグラフの式を求める。これらのテクニックは全て授業中に解説し、またノートにやり方が丁寧に残されています。それをマネしながら解き進めていくという行程によって、実力がついていくのです。

いち早く「ノートのマネをする」力を身につけましょう。これがデキるようになる大きな1歩なんです。

さて……前述の呼び出しは2名です。明らかに今回のテストに対しての準備が足りない。それは看過できません。難しい部分ではありますが、諦めていてはいつになっても解けません。まずは基本テクニックの習得を目指し、じっくり練習してもらいましょう。金曜日にお待ちしています。

<本日のMVP>
こちらが想定していた関数的な解法から外れて、図形的なアプローチで答えにたどり着いたY。何とかして答えを出そうという熱意が無ければ絶対に発想できない解法です。その意気やよし、非凡なセンスの片鱗を感じます。

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