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08 2015

泉中学校の中2数学平均点がメチャクチャ低い件について

タイトルとは関係ありませんが、当学院は冬休みに冬期講習会を行います。体験を受け付けておりますので、興味のある方はエコール学院ホームページの冬期講習会のページをご覧下さい。

と募集をしておきながら、中学2年生は既に定員のため募集を停止しています。
中学1年生は残席が5席、小学生も数名募集しています。高校生も募集をしております。

ちなみに中学3年生については事情が異なります。今から始めるのは相当大変です。特にここまで通塾経験が無い場合、塾で当たり前と思っている勉強量に付いてこられない可能性が高いです。それでも何とかしたい!という意欲のある方はご相談ください。

中3はほとんどの塾が募集を停止している中、当学院では若干ながら毎年需要があり、受講を受け付けています。こちらとしてもいち早くその生徒の課題を捉え、的確な学習指示を出していく必要があります。時期的に必死な生徒が多く、急激な伸びが見られるのもまた事実。冬期から入学し、合格後に高3まで続け、見事大学合格を勝ち取っていった生徒もいます(H君は元気にしているでしょうか)。

そんなわけで、本題です。

学校の平均点が20点そこそこになった理由


学院生たちの点数をレコーディングノートで確認したとき、コーヒーを吹き出しそうになりました。問題を一見したとき、それほど難しいようには思わなかったからです。あとで平均点を確認して、学院生の得点が低いわけでは無かったのは分かりましたが、それはそれでどうなの?という感想です。

著作権うんぬんもありますので、設問を載せるような事はいたしません。簡単に分析してみましょう。

初見でおっ、と思う問題は問4の3,問5,問6くらいです。問4の3はグラフの書き方を2通り知っていれば、どちらでも書くことができます。x切片・y切片を求めて引くのが最短ですが、分母を払って式変形をしても簡単にできます。

問5は長大なリード文を読みこなせれば問題ありません。もっとも、それが中学生にとっては難関なのです。普段解いている問題と異なるのは、登場人物が3人になったこと。1人増えるだけで彼らの頭にかかる負担は倍増どころでは無かったことでしょう。

問6は動点の問題で、典型的な長方形ではなく、台形での出題でした。C→Dの部分は直接三角形の面積を求めるのが難しいため、やや長い計算が必要になるのが難しいところです。実は点Cでのyの値と点Dでのyの値を出してしまえば、CD間の式を求めるのは簡単です。つまり、面積とか面倒な考え方を一切放棄してもできてしまいます。

まあ、上記の問題が全部できなかったと仮定しましょう。それでも14点分なので、36点分は得点可能です。

そして、その36点分は、ほぼ学校のワークから出題されているのです。
ここから導き出される、平均点がとてつもなく低かった理由は以下の3点でしょう。

1.学校の問題集を軽視した


提出物になっているため、学校の問題集をやっていない生徒はいないはずです。

学校で習ってすぐに学校の問題集を進めていけば、こまめに分からない問題への対処ができたはずです。事実、毎回授業の終了後に質問をしてくる生徒が多くいました。

ところが、「終わらせる事」が目的になっている生徒は、1周目で見つかった弱点がそのままになっています。分からなかったものは赤で答えを写してそのまま。「自分で解ける」状態になっていないにも関わらず、「終わったもの」とされてしまいます。

この状態のまま他の問題集に移ってしまうと、結局解けないまま、また同じパターンの問題に出くわします。これでは、何の解決にもなっていませんね。過去問など、学校の問題集が完璧になって初めて取り組むものです。焦っても良いことはありません。

2.演習しているレベルが低い


学校の問題集はA・Bと段階が分かれています。今回出題されている問題の大半は、Bのレベルです。

正直言って、数学が苦手、という子にとっては大変高いハードルだと言わざるをえません。教科書で最初に習うレベルより1段階高いため、基礎を完璧にしよう!と取り組んでいた子にはやや厳しかったでしょう。

ただ、そこで学校の先生を批判するのはお門違いです。

なぜなら、最終的に入試で出題されるのは、学校の問題集における「B以上」だからです。A問題を完璧にしたところで、現代の入試問題にはついていけません。A問題をやるのがムダ、というわけではなく、A問題でとどめてはいけない、という事です。

今や、学校のテストで良い得点を取りたいなら、多少基礎を超えたレベルの問題を中心に取り組む必要がある、ということでしょう。


3.反射的に解けるようになっていない


B問題もちゃんと解けるよ!というレベルまで頑張ったらOK、というワケではありません。学院生の大半はこのレベルに仕上がっていましたが、それでも伸びきれなかったのはなぜか。

それは、問題パターンを見抜くのが遅い、ということです。

難しい問題への挑戦権を得るには、いかにそれ以外の問題を素早く処理するか、ココに尽きます。どれだけ難問に時間を残すかで、大きく結果が変わってくるのです。

解いたことがある、という程度ではスピードに不安が残ります。問題を見た瞬間に解法が浮かぶくらいになっていないと、現在の学校のテストで高得点を取る事はできません。


王道の攻略法はコレだ!


学校のテスト傾向をつかみ、それに合わせて徹底的に勉強をすることを否定するつもりはありません。ですが、それはヤマを張っているのと何ら変わりありません。少し学校の先生が問題をいじっただけで、大きく結果が変わってしまいます。

それって、実力がついたとは言えないでしょう。

どのような出題をされても対応する力を養う。その上で、前回の傾向を参考にして更に深い学習をする。理想と言ってしまえばそれまでですが、やはりこのような準備をしておくべきでしょう。

そのために何をすべきか、いくつか挙げてみたいと思います。

1.学校の問題集のB問題までを解けるようにする


目標はあくまでB問題の攻略です。そのためには、まず日常の勉強で確実にA問題を解けるようにしておきましょう。

一通り解いた後、できなかった問題はこのように対処します。
・解答の真似をする
・質問する

このどちらかです。

ただし、上記2つの対処は理解のためであって、定着のためではありません。
当然その後自力で解いてみて、解けたらOKという判断をしてください。

その後、B問題も同じように解き進めましょう。とにかく最終的に自分で解ける状態になっているかを確かめることを忘れないように。


2.B問題のレベルだけを反復する


数学が伸びない生徒の特徴として、「簡単な問題を解いて悦に入る」というものがあります。

解けない問題を解くのがテスト勉強であって、簡単な問題をサラサラ解くのは自己満足です。B問題なら頭をフル回転する必要があるでしょう。ガッツリ頭に負荷をかけた状態を保ち、演習をしていくのが非常に効果的です。だから、A問題は解かずに(もちろん解けるのが大前提ですよ)、B問題だけをこれでもかというほど反復します。

このとき重視したいのは、時間を決めて解くことです。

テストあるある「解けるはずの問題が解けなかった」「あとで解いたらできた」は、時間的な負荷が足りなかったことが原因です。練習段階で全力で解くことに慣れていないと、いくら本番で急いで解こうとしても無理でしょう。

目安は、1ページの処理に5分です。B問題は1ページの右半分だけですから、せいぜい3~4問ですね。
そんな程度の問題をノンビリ10分かけて解いているから本番で間に合わないのです。

テストにおいてスピードは重要。よく頭に入れておきましょう。


3.問題を見て戦略を立てる


これはテスト勉強ではなく、テスト中のお話です。

今回難易度が高いものが問5,6にありました。まだ問題は問7,8と続きます。ハッキリ言って後半の問題はとても易しいものばかりでしたから、問5,6を無視してサッサと後半を終わらせておくべきでした。

こういった戦略を立てるには、始まった瞬間に問題を一読する必要があります。頭から解いていって最後までキレイに解き切れるのは、本当にずば抜けた実力のある人だけ。凡人(私も含めてですよ)は、正攻法ではダメなのです。

まず全体に目を通す。自分がいけそうな問題(解法がパッと浮かぶ問題)と、後まわしにすべき問題(見るからにヤバいオーラが出ているはずです)を判別をする。そして、いけそうな問題を全速力で解くわけです。

普段解ける問題を確実に解くこと、安定した得点を残すにはそれが不可欠です。


まとめ


学校の問題集を中心に勉強をするのは基本中の基本です。決して軽視せず、そして中途半端で済ませないように勉強をしていきましょう。

学院生たちは先ほどまで頑張ってテスト直しをしていました。異口同音に聞かれるのは、「これはできるはずだったのに」という言葉です。

彼らには「量」が足りません。私もテスト問題の見積もりが低かったと思います。そこは大変責任を感じるところです。
今回でアジャストできましたので、彼らには頑張って貰うとしましょう、フフフフ。

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