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03 2016

3月の勉強内容をナメてはいけない

中1・2はテストが終わり、あとは成績がつくのを待つのみとなりました。この時期の中学生は緩みに緩みきっています。入試が終わって筆記用具を持つ機会が激減している中3はまあ良いとして、問題なのは中1・2の子たち。フワフワした中3につられてしまう子が多く、なぜか「勉強しなくても良い時期」というとんでもない発想をしてしまいがちです。

私の担当している数学や理科は、むしろここからが本番と言って良い内容です。この時期の内容をおろそかにすると、来年のテストに、そして高校入試に大きな影響が出てしまいます。そこで、数学・理科に限定してしまいますが、3月の勉強を頑張るべき理由を3つ挙げておきたいと思います。

入試に必ず出る内容だから


中1の最後に習う「空間図形」「資料の整理」「大地の変化」、そして中2の最後に習う「確率」「天気」。これらはいずれも入試定番の内容です。公立高校の数学で受験生を苦しめる問6の空間図形は、中3の三平方の定理に目が行きがちですが、使う公式の大半は中1で学習しています。空間図形が苦手な生徒は確実に中1時点でガンを抱えているはずです。

資料の整理は一見簡単そうですが、数学としてはとても用語が多い分野です。その意味を確実に理解していないとミスをします。暗記する内容が多い上に、しっかりパターン演習をしておかないと意外に解けません。

例えば、今年度の入試にも登場した「中央値」は、すぐに資料を小さい順に並べかえ、資料の個数(=度数)を数えるのが手順です。解き慣れていればボーナス問題(簡単かつ配点も4点と高い)でしたが、中3になってから思い出すように勉強した子は、演習領が不足しがちです。他にもっと難しい問題が多いので、軽視されてしまうからです。

できないものがそのままになった状態で中3になってしまったら、その時点でかなり入試のスタートに出遅れている事になります。


学校で軽く扱われるコトが多いから


学校批判はしない主義ですが、これだけは言わせて頂きたいと思います。一部の中学校を除き、なかなかタイトなカリキュラムになっているこの時期、残った教科書の内容を終わらせるだけでも大変です。そこに重なる成績シーズン。学校の先生が成績をつけるのは、我々一般人が想像し得ないレベルの作業です。嘘だと思ったら、夜中学校へ行ってみましょう。朝8時前には登校している学校の先生が、夜10時過ぎまで「毎日」お仕事をされる、そんな時期なのです。超絶ブラック企業ですね。私なんか午前中はコーヒー飲みながらのんびり自宅で仕事をしているだけなのに。

そんな状況ですから、授業ばかりやっている訳にはいきません。そりゃ駆け足にでもなるでしょう。これは学校の先生の責任では無く、時期的に、そして人員的に致し方無い事情なのです。いつものように定着のためにプリントが沢山出される事もあまりないでしょう。単元テストはありますが、授業そのものがアッサリしている上、テスト後で生徒のモチベーションが下がっているので、平均点も思わしくないはずです。

だからこそ、授業を受ける側が気を引き締めて取り組むべきなのです。多少進度は速いかもしれません。なおさら集中して聞かないと、何も分からなかった、ということになってしまう危険があります。私がテスト直後にさんざんお説教した理由はコレです。生徒からしたらテスト明けで清々しく塾に来たというのに、いきなり「引き締めてやりなさい」なんか言われてしまい、とても理不尽な気がするかもしれません。

理不尽ではなく、理由があるのです。そんな事をここ最近ずっと話しています。特に中1にはきつく言いました。思えば今の中2がよく勉強するようになったのも、昨年のこの時期だったのです。


テストに出るのが3~4ヶ月後だから


中2・3の第1回テスト範囲は特殊です。前年度のテストに出なかった部分~6月に学習する内容の全てが試験範囲になります。つまり、2月中旬~6月中旬の、「4ヶ月分」が試験範囲なのです。

今学習している内容がテストに出るのは相当先の話です。だから、確実に「1度忘れます」。

そうなると、今やるべき事は2つ。

1つは、忘れないようにすることです。小学生がまとめテストに弱いのは、習ってすぐにテストをやる習慣しか無いからです。テストが終わってからずっと触れることがない知識はすぐに失われます。

言い換えれば、たびたび触れている知識なら忘れることはありません。そこで、定期的に昔の内容をテストしてやることで、「少し忘れる→思い出す」のアクションを出来るだけ多く起こしてやります。この仕組みを熟知した塾は確認テストでこういった工夫がされているはずです。

もう1つは、忘れてもすぐに思い出せるようにすることです。そのためには、1度完璧に理解し、定着させる事です。一度自力で解けるレベルまで引き上げておくのです。もちろんしばらくすると忘れてしまいますが、テスト前に復習したときに思い出す手間・スピードが格段に違います。

今あいまいなまま進んでしまい、やり残したことがある状態で次の学年に進んでしまう。これが最も危険です。前述の通り、テスト範囲が膨大ですので、1つの分野にかけることができる時間はとても少なくなります。当然次の学年の内容は更に難しくなってしまう。そちらに時間を取られてしまうため、前の学年の復習などとても手が回らなくなります。

すぐに思い出せるようにしてあれば良いのですが、分からないまま放置されていたら、完全に勉強し直しになります。さすがにそんな時間はありませんから、復習がおろそかになり、得点が伸びない原因となってしまうのです。


まとめ


昨日宿題の取り組みが甘く、確認テストの出来が芳しくない生徒に伝えたことです。

「何でこの時期にこれだけの量の宿題が出て、満点が取れるまで何度もテストをやらされているか。それは、この内容が次のテストに出るからだ。次のテストがどれだけ先か言ったよな?そのときになってやり直そうとしても間に合わない。だからこそ、今キッチリやりきらないといけないんだ。ガミガミ言われるのは嫌だろうけど、次のテストで点を上げたいんだろ?だったらなぜ宿題をやらなきゃいけないのか分かるはず。キツいかもしれないけど、しっかりやり遂げてみよう。がんばろうぜ。」

実際にはもっと口調がきつかったかもしれません、口が悪いので。ですが、彼は私が話している間、真剣に聞き、頷いていました。自分のやることをしっかり理解して勉強をする、これが伸びるために必要な姿勢です。

それにしても皆、お説教を聞く姿勢はとても良いのです。学校でもその姿勢で授業を聞いて下さい、頼むから。

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