23 2016

まとめテスト(模擬試験)を受けることの意味

しばらくブログをお休みしていました。おかげさまで春期講習会の準備も終わり、講習会に向けて人並みに三連休なぞ取ってしまいました。しっかりと鋭気が養われたので、あとは春期講習で生徒に発散をしようと思います、良い意味で。

特に来年度(とはいえもうすぐですが)は、大きく講座内容や指導形態が変わりますので、準備を万全に整えなくてはなりません。昨日も映像授業の収録を行い、今朝動画の編集を早速済ませました。相方のH先生の顔を何時間見つめたか分かりません。しばらくはお腹いっぱいです。

さて、本日から2日間に渡って、全学年まとめテストを行っていきます。小学生と新中1は到達度確認テストを、新中2・3は志望校判定テストです。さらに新高1~3も大学入試の判定が出る模試を受験します。

これから入学する新中1は、高校なんて全く分からない子が殆どですから、志望校判定の意味がありません。ですが、高校へ入学する新高1なら、ある程度大学入試を意識しておかなくてはいけないでしょう。あれだけ面接試験のときに大学について調査をしたはずですから、現実的にどのくらい可能性があるのか知っておく必要があります。

とはいえ、卒業してからまともに勉強をしたとは言えない子たちです。それでも週2回通塾してポテンシャルを極力保とうと努力をしてきましたので、どこまで戦えるか楽しみです。

そんな1年間のまとめテストですが、学年によって役割や意義が色々と変わります。今日はそんな側面に着目をしてまとめてみたいと思います。

小学生の苦手なまとめテストにどう立ち向かうか


普段超絶試験範囲の狭い白テストばかりやっている小学生たち。限られた範囲の、そして学習してすぐに実施するテストにおいて余裕の100点が取れる子でも、1年間の全内容が範囲となるテストは苦戦するはずです。

先日の保護者面談でも何人かの方にお話ししましたが、小学生のテストは100点までしか量れないのです。100点を取った子の実力は100点とは限りません。何を言っているのか分からない方のために補足をしておくと、実力的に120点の子もいるんですよ、という事です。根の深い話なので、このくらいにしておきます。

年間内容が範囲となるまとめテストこそ、本来の実力を量るのにうってつけです。習ったことはそれ以降ずっと使える状態になっていなくては、意味がありません。現在どの内容が達成できて、どこが抜けているのか。これを白日の下にさらすためにまとめテストを行います。

だから、テストで○点取れた、というのは目的としては二の次です。出来なかった部分に注目し、復習すべきポイントを的確に捉える事が最も重要なのです。

一つ注意すべきなのが、保護者が「ほら、あんたは○○ができてないじゃない!ドリルの○○をやりなさい!」とピンポイントで指摘するのは避けた方が良い、という事です。勉強に関して、よほど保護者の能力が突出していない限り、親には言われたくないのが一般的な反応です。保護者に勉強しろと言われて素直に受け取るのは、普段から相当学習面で尊敬されている場合に限定されます。私も子どもがいたら自分からは決して言いません。

まず自己採点をさせてみる。そして、出来なかったところを自分で実感させる事が大事です。足らない部分を自覚したら、「間違えた問題をやり直してみたら?」と促してみましょう。あくまで提案というスタンスが良いと思います。もちろん我々も解き直しを命じますので、「あとは先生に聞きなさい」でもOKです。

春期講習のスタートで前年度の復習も行います。出来なかった部分に焦点を当てて復習させる予定です。


中学生は相対的な位置を知るチャンス


中学生は閉じたコミュニティにいます。自分の中学校・自分の通っている塾が全てと言わんばかりの狭い範囲しか見えません。まあ、それが普通なので別に問題はありませんが、こと入試のことを考えると、いささか不安です。

それは、学校間格差があるからです。中学校を客観的に見ると、学校によって定期テストの難易度が明らかに違います。科目によって差はあるものの、泉中学校は比較的難易度が高めに設定されている科目が多いのが特徴です。定期テストの平均点は低めです。反面、難しい問題に慣らされている事が良い方向に転がる事もしばしば。高校入試に強くなりますし、高校進学後に特定の学校出身者が多く上位進出を果たすこともあります。

入試を見すえて、学校の枠を超えた現在の位置を知る。これによって自分の本来の実力がどのあたりにあるのかが見えてきます。入試は学校内での順位で決まるわけではありません。ときどきは外に出て、井の中の蛙になることを防ぐ必要があるのです。

また、模試を受けると自分の特性もあらわになります。例えば、定期テストは取れるけど、模試が出来ない子というタイプの子は一定数います。その逆もまたしかり、定期テストは大して目立たないながら模試に強いタイプの子も存在するのです。

果たして自分はどういうタイプなのか。それを知ることが出来たら改善のチャンス。自分を客観視してよく知っておくことも重要です。

定期テストに強いタイプの子は、その場で追い込む勉強が板に付いてしまっている場合が多い。つまり、継続的に力を蓄える勉強が出来ていません。入試は模試と同じタイプのテストです。直前に間に合わせるものではなく、長期間かけて1つ1つ積み上げていくものです。将来的に入試で苦戦しないよう、まずは模試の復習を行い、幅広い学習分野でも欠けが無いようにしていけば良いのです。

また、模試でしっかり結果を出せる子なら、入試に向けて良い兆しであると言えます。ですが、このタイプの子によく見られるのが、能力を余して努力が足りない、というケース。実力的には充分なわけですから、定期テストのときも集中的に勉強をして、余裕を持って受験に臨めるだけの内申点を確保しておきたいところですね。

高校生は……?


ここ最近高2生=受験生と込み入った話をする事が時期的に多くなりました。これについては改めてちゃんと書いておきたいことがあります。ウッカリすると叩かれそうなお話ではありますが、誤解の無いように気をつけながらしたためておきたいと思います。覚えていたら明日にでも書きましょう(可能性15%)。


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