18 2016

理社は学校に合わせてナンボでしょう

中学校の授業が本格スタートして一週間、理科と社会はやはりというか何というか、教科書の順番と異なる分野からスタートした学年が多かったですね。

ターゲット校である泉中学校で判明しているのは以下の通り。

中1理科…生物からスタート
中1社会…地理からスタート

中2理科…物理からスタート
中2社会…歴史からスタート

中3理科…化学からスタート
中3社会…歴史からスタート

アンダーラインが引かれているところが想定と異なる部分でした。

中1社会ですが、昨年の泉中学校では歴史から始まりました。今年はそれを踏襲して歴史からスタートをしましたが、開始早々地理からスタートした事が判明(K、情報ありがとう)。

たいていの学校が歴史から始まることが多いので、ある意味普通なのですが、昨年と変えてくるあたりニクいところです。

そして中2理科です。化学ではなくまさかの電気分野スタートでした。中2最難関の分野を初っぱなにもってくるとは、かなり鬼です。言いかえれば、中2はここさえ乗り切ればもう怖いものはありません。

ただ、今まで「理科なんて覚えれば楽勝」なんてぬるま湯につかりきった考え方をしている中学生はヤケド必至な分野。中1時代に濃度・圧力で計算する勘を養っている人は圧倒的に有利です。

中3理科は物理ではなく化学からスタート。聞いてみれば、「化学→生物→物理→地学」というコースだそうです。物理分野を学習する前に出来れば数学で相似を学習しておきたいところですので、第3回テストあたりに物理を学習するのはむしろ好都合です。

地学は夏休みに終わらせますので、問題ありません。

小さな塾には関係なし


ウチのような1つの中学校しか対象にしていない塾にとっては、学校がどこからどのような進度で進めようが、全く影響ありません。せいぜい私の額に冷や汗が30分間くらい浮かぶくらいです(先週の中3授業がそう)。

もう年間カリキュラムの修正は終わりましたので、今週は学校にマッチしたカリキュラムに復帰し、予定通り粛々と進めて参ります。

ですが、2~3校から生徒が集まる大手塾はどうするのでしょう。原則的に教科書の順に学習していくでしょうから、今学校でやっている中2物理や中3化学は塾で9月ごろに学習する分野です。今習っている部分は逆に10月か11月に学校で勉強します。

いずれ学校でやるのは間違いありませんので、役には立ちます。きっと塾の先生はそうおっしゃるでしょう。しかし、生徒にしてみればやはり学校の授業の助けになって欲しいでしょう。

入試に照準を定めたカリキュラムの塾でしたら、そもそも学校に合わせる必要はありません。ですが、それを実現できるのは、生徒が学校の授業を大事に受け、自分で適切な学習を進められる自学力を備えた場合のみ。上位校に特化した塾ならば何も問題ありません。

定期テストで高得点を取るためにカリキュラムを設定している塾の場合、塾と学校はリンクしている事が不可欠です。現実的に、塾と学校でやっているところがずれてしまうと、大多数の生徒は対応がおろそかになってしまいます。

ウチの塾があくまで学校の授業に合わせて進めるのはそれが理由です。

学習順を変える理由


中3生に「なんで違う順番になったの?」と聞いてみました。どうやら研究授業の都合でそのような順になったようです。なるほどそれはよくある話です。学校も年間でスケジュールを組むので、○月に△△の分野の研究授業をしたい、となればスタートを変えるしかありません。

学習順は、その道のトップクラスの知識と経験を持った識者が編集した教科書によって決まります。数学は比較的積み重ねが誰でも分かりやすいですが、理科もやはり積み重ねが必要な科目です。それは理科単体ではなく、数学とも密接な関係があります。

それこそ私よりも知識も経験も豊富な学校の先生が考え抜いたカリキュラムですから、きっと深遠な思考によって決まったのでしょう。間違っても「塾でやってるところと外してやる」なんて意地の悪い根拠ではないはずです。きっと。多分。


まあ、学校の事情を深読みしてもしょうがないですので、こちらは生徒がベストの授業を受けられるようにするだけ。本日も汗をかきながら精一杯説明をしました。

いや、本気で暑いだけなんですけどね。
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