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21 2016

中1生が最初にガンバるべきこと

中1生はようやく少しずつまともな内容を勉強し始めたようです。今週聞いたところ、理科は「野外観察をした」との事でしたが、ルーペの1つでも持って行ったのかと思いきや、手ぶらだったそうです。あくまで肉眼にこだわるという事でしょうか。

せっかく授業があったとのことで、実際にどのような植物を観察したのか聞きました。塾では超:代表例だけしか教えていません。泉中学校で実際に生えている植物名はテストに出る可能性があります。要は、「授業をちゃんと受けてる?」というチェックをしたいワケです。これは、「関心・意欲・態度」という観点にあたります。

しかしウチの中1生たち、全く植物名が出てきません。かろうじて答えた植物が……

「……タンポポ?」

という日本全国の学校どこでも生えていそうな植物だけ絞り出してきました。しかもそれ先週の授業で教えたヤツでしょう。授業で教えたと言えば、ドクダミも電子黒板で映像を見せながら教えました。残念ながらドクダミは泉中の校舎周りには生えていなかったらしいです。ホントに?(笑)

また、塾の授業はのっけから用語が満載です。最初は観察器具について知識を蓄えなくてはなりません。ルーペ、双眼実体顕微鏡、顕微鏡の3つの器具だけで、暗記しなくてはならない知識が優に30を超えます。

ところが中1生、「双眼実体顕微鏡」は何とか思い出せたものの、「ルーペ」が頭から出てきません。私からしてみたら、「双眼実体顕微鏡」の方がよほど難しい用語だと思うのですが……ルーペが思い出せなかった理由は簡単、学校で使っていないからです。双眼実体顕微鏡は実際に使ったので、印象に残っていた、というワケです。

だいたいの中学1年生はこのくらいが平均でしょう。何しろつい先日まで小学生だった子たちです。ここから彼らに「伸びるために大事なコト」を教え込んでいかなくてはなりません。それは授業の内容よりもはるかに大事なポイントです。その中でも、まず中学1年生が心がけ、頑張ってほしいことが2つあります。

学校の授業を聞くこと

当たり前じゃん?と思うでしょうが、そうもいかないのが学校の授業。塾で予習をしているからこそ学校の授業がおろそかになる中学生は、通塾者の大半に上るでしょう。「学校の授業を重要視する」ようにしつこく指導をしていかない塾は、生徒の内申が上がりにくいのはもちろん、定期テストでも細かいところで失点が多くなります。先ほどの「学校で実際に観察した植物」がそうです。授業を真剣に受け、教わったことを1つ1つインプットしていけば、ただのボーナス問題です。

そして、塾に通って余裕ぶっている(実際に余裕は無いはずですが)生徒が授業を真剣に受けないことで、クラスそのものの環境も悪くなります。まるで真面目に受けている子が悪であるかのような言動も飛び交います。そんな中ですから、自分ひとり集中して授業を受けること自体が非常に困難なのです。

そういった空気感がある中で授業を進める先生の中にも、「このくらい塾でやってるからサラっと教えればよいだろう」と、生徒の能力を過大評価してしまう方がまれにいらっしゃいます。さすがにここまでいくと、生徒側がどう気を付けようが対策のしようがありません。マンションのベランダから落ちてきた植木鉢に直撃するくらい運が悪かったと思ってください。

決しておごらず、謙虚に授業を受ける。

当たり前のようで、意外と難しいことです。いかに当たり前のことを粛々とこなしていくかが、先々できる子になっていくための分かれ道です。


習ったら覚えること

断言しますが、少なくともウチの生徒に「塾の授業を受けただけで成績がグングン伸びる子」は誰一人いません。非常に高いレベルの能力を持っている子ならば可能です。言葉は悪いですが、そんな優秀な子はいない、ということです。

ご安心を。中学校に10人といません、そんな能力の子。将来的にトップ校に合格する中学生の中でも極めて稀であると言っても過言ではないでしょう。こんなことを書いている私も、いわゆる凡人の枠にバッチリ入ります。聞くだけで覚えられるとか羨ましいですね。軽く殺意を覚えます。

つまり、ほぼ全員「授業を受けるだけ」ではダメなので、復習をしなくてはなりません。

そこまではみんな分かっていると思います。そりゃ復習は大事だよね、だから宿題やるんでしょ、と。ご明察、その通りなのですが、そこに大きな落とし穴があります。

多くの子が、宿題をやるために机に向かいます。パッと聞くと当たり前のこの行動、効果的な学習とは言えません。こういう子は宿題を義務ととらえて、やらなきゃいけないからこなしているからです。目的は「宿題を終わらせること」であって、「勉強すること」ではありません。

習ったことを覚えたり、定着したり、使えるようにしたりする。そのために宿題があります。塾でたった8コマ勉強をしただけで伸びる子はとてもレアであり、残念ながら我々普通の人は何度も反復をしないと身につかないのです。そのために宿題が出ています。

私が出す宿題は、必ずしも決められたページの問題を解くだけではありません。時には次回の確認テストの勉強をすることだったり、またあるときはほんの少しの内容を何回か繰り返すように指示をしたりします。細かく宿題のやり方も説明します。その通りに実施しないと厳しく注意もします。

それは、宿題は「習ったことを覚え、身につける」のが目的であることを生徒が実感してほしいからです。

小学生時代は、学校の授業+ちょっとドリルを解く程度の勉強で十分平均レベルを維持できます。その後に待ち構えるテストのハードルも低いですし、何よりみんな負荷の低い勉強しかしないのが普通になってしまっているからです。

対して私立中学を受験しようとしている子はどうでしょう。比較するのもおこがましいレベルの勉強を、同じ年齢の子がこなしているのです。学年にすると軽く3年分ほどの学習の量・質の差があります。彼らは小学校卒業とともに一時のお別れをし、異なる学校へ進みました。今公立中学校に残っている子たちは受験未経験のゆったりとした雰囲気しか感じることができません。

その緩い雰囲気に甘んじたまま新入生時代をすごし、気づいたときには意外とできなくなっている自分に気づく。毎年恒例の光景を目にしないために、中1生は「習ったら覚える」習慣を今すぐにつけておくようにして欲しいと思います。


件の中1生たち、次の授業で2時間分の確認テストを実施することを予告しました。それに向けて宿題の場所を指定し、それが自力で解けるようになるまで徹底してやることをも伝えました。これだけ言って満点が取れず、かつ宿題を1回だけやって余裕かましてたとしたら、鬼のお説教が待っていると思ってください。

正直超不安(笑)


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