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19 2016

試験対策特訓~実技科目とのつきあい方

気がつけば明日は中3試験初日、試験対策特訓も最終日です。中1・2は明後日からですから、もちろん明日も明後日も塾は自習のため開放します。ある意味ロスタイム(今はアディショナルタイムって言うのでしたか)ですが、前日は往々にして実技試験の準備に追われますので、試験前日は勘定に入れず、勉強をするのが定石です。

今日は欠席の1名を除き、全員がラストスパートに燃えていました。ただし、試験対策特訓開始直後にあれだけ高まっていたやる気がいつの間にか減衰している生徒も僅かに見受けられます。結局、やる気とは得点に対してどこまでこだわりがあるかを示すバロメータです。直前に勉強が緩む生徒の発想は、そろそろ勉強から解放される、という期待感が第一で、得点を取ろうという意欲を上回っているのです。

当然声かけをします。いえ、むしろ声かけなんて生易しいレベルではありません。至近距離でガッツリ目を直視してお説教です。ただし、それをやって一時的にやる気まがいなものが発生したとしても、心の中が真冬な状態ではすぐに冷え切ってしまうでしょう。結局勉強を継続させるには、内側から燃え上がる「欲」が必要なのです。

全員と最終確認の面談をしていく中、私が殆どの生徒に言ったこと。それは「実技だけをやる1日にしないこと」です。

今回は早めからの取り組みにより科目によっては既に仕上がっています。でも、先日の達成度確認テストの結果を見る限り、全科目が仕上がっている生徒はいません。テスト直しを経て、やるべき事が山積している生徒がほとんどです。

そんな中、テストの前日だからといって実技科目だけにかまけていて良いのでしょうか?

主要科目の解き直しも欠かさない


例えば、泉中3年のテスト初日は、技術・家庭科・保体・美術です。これでもかと言わんばかりに実技責めな1日、覚えるべき事項が山ほどあります。

でも今日は日曜日。平日と違って朝から晩まで勉強し放題です(するかどうかは置いておいて)。8時間以上勉強時間を確保するのはそれほど大変ではありません(するかどうかは置いておいて)。

それを実技のみに費やすのは、あまりに勿体ない。
かといって、主要科目をこの段階から解きまくるのもどうかと思います。

そこで、実技科目の休憩がてら主要科目の解き直しを行えば良いのです。

この時期は勉強の休憩に違う勉強をするのが効果的です。そんなの休憩になるわけ無いでしょ?と思うかもしれませんが、実際にやってみると意外に上手くいくと思います。ただし、もちろん得点に関する高いモチベーションのある人限定です。やる気の無い人にこのような事を言っても馬の耳に念仏でしょう。

今まで解いた問題が山ほどあるはずです。直前期は新しい問題にガツガツ手をつけるのではなく、解けなかった弱点を潰すのが最優先です。演習が進みまくってこれ以上解き直すモノがない!という勤勉な人は新しい問題・難問に挑戦するのも良いですが、「目指せ8割」の人はこれ以上難問にチャレンジするよりも、解き直しに尽力した方が良いでしょう。

実技科目はテストのみにあらず


そもそも実技科目は評価の際、テストの割合がとても低いですので、テストだけ頑張ったところであまり意味がありません。

テストで45点を超えても作品の提出をしなかった場合、5段階で2が付きます(実話)。作品の提出をしない=授業に参加していないのと同等ですので、仮にテスト・授業態度・作品の3つで成績が付くとすると、授業態度と作品は評価0です。全項目100点満点だとすれば、テストは90%・他は0%ですので、100/300の評価となり、下手をすれば1がついてもおかしくないわけです。

だから当時の私に「作品は出せ」と言いたい。(お前かよ)

閑話休題。

裏を返せば、テストが多少低くても、実技で挽回が出来るという事でもあります。特に、実技の先生は授業で自分が指示した通りに出来ているかを重視して評価します。たとえ得意でも指示と違うことをやってはいけませんし、話を聞いていないのはもってのほか。テストが40点でも5をつけてもらえる子は、この点が完璧なのです。

実技科目はもの凄い時間をかけて満点を狙う科目ではありません。後述しますが、猛勉強して満点を取っても全く価値はありません。それより無勉強で40点を取れる方がよほど内申点は良くなる事が多いと考えて下さい。

テストの点数も普段が勝負


身も蓋も無い話をしましょう。普段の授業をちゃんと聞いていれば、実技科目のテスト内容の大半は頭に入っているハズです。そこにプリント内容を肉付けしてやればテスト勉強は完成です。2時間もあれば終わるのではないでしょうか。

普段授業を聞いているのに全然覚えていない人もいますが、次のうちのいずれかでしょう。

1.聞いても理解していない
2.短期記憶が苦手(not長期記憶)
3.実は聞いていない

1.は先生の話が分かっていない状態です。理解していないことは覚えられるはずがありません。1ヶ月もすれば聞いたことすら忘れ、イチから勉強し直しになります。「先生の話が何を言ってるのか意味不明」という中学生はたくさんいますが、それは「先生が意味不明な話をしている」のではなく「生徒が先生の話を理解できない」だけの事です。もちろん同じ先生の話を理解できている生徒もいます。自分の話の聞き方が甘いのを棚に上げないように。

2.は理解はしたのに覚えていない、という場合ですが、これはその場で聞いたことを覚えるのが極端に苦手なことが原因です。これは実技科目に限らず、国語・英語・理科・社会など、数学を除くほぼ全ての科目で同じことが言えます。

テストに役立つのは覚えた内容を忘れにくい「長期記憶」ですが、聞いたその場でいきなり忘れてしまっては話になりません。すぐに記憶する「短期記憶」を行い、それを忘れないうちに簡単に復習すると、「長期記憶」に化けます。

3.は問題外ですが、恐らくこれが一番多いでしょう。1と似ているようで異なり、1が話を全て聞いているのに対して、こちらは大事な事を聞き逃しています。なぜ主要科目だと話を聞くことができるのに、実技科目だと先生の話に集中できないのでしょう。

これは、手元の作業に集中してしまい、先生の話に意識が向かないためです。板書をノートに写していると先生の話が全く耳に入らない子は正にこのタイプです。手元の作業は続けつつ、意識は先生の方へ向けておく。いわゆる「アンテナを張る」という行動を心がけると良いでしょう。ただし、相当の訓練が必要ですので、小学生時代に能力が育っていない場合は苦労をすると思います。

さて、授業中のインプットが出来ていないとどうなるか。そのツケは全てテスト前に回ってきます。

一度授業を受けたにも関わらず、内容を全て勉強し直すハメになります。これが前述の「猛勉強して満点を取っても全く価値はありません」の真意です。つまり、猛勉強しないといけないくらい学校の先生の話を聞けていない(もしくは聞いていない)のです。先生の話を良く聞いている子なら、あまり勉強しなくても8割程度取れるでしょう。同時に授業態度も素晴らしいことが評価につながり、「5」がつく可能性が高いと言えます。

まとめ


実技科目のテストは、主要科目以上に普段の授業姿勢が得点に表れます。テスト前はただでさえ主要科目に力を入れたいところ。少しでも負担を減らすため、実技科目は大半を授業中にインプットしてしまうつもりで受けるようにしておきましょう。

でも実技科目は授業そのものの楽しさに引っ張られ、ついついテストが意識から薄れがちです。個人的にも実技科目はテストが全てでは無いとは思いますが、成績を取るためとなれば話は別です。

実技の知識は人生に彩りを持たせる貴重なものです。大人になるとそのありがたみが分かってきます。会話を膨らませる貴重な「教養」として、真剣に実技科目の知識を付けておくのは大変大事なことだと思います。

まあ、生徒は私が裁縫が得意だと知るとビックリしますしね。
一体私を何だと思っているのか小一時間ほど問い詰めたいところです。

でも、絵は勘弁して下さい。

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