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22 2015

小学生の宿題管理のススメ

「宿題やったの?」というセリフ。ご家庭によっては毎日のように聞かれる言葉ではないでしょうか。そこで問いかけている保護者の方に1つ覚えておいて欲しいことがあります。

それは、何が宿題として出されているかを把握して欲しいということ。例えば、宿題が出ていないのに「宿題やったの?」と聞かれたら、子どもはイラッとするでしょう。そう聞かれる時点でその子も日頃の行いが悪いのは確かですから、自業自得なのですけれど、親子の軋轢は深まるばかりです。少々大げさですが、積もり積もった溝というのは深いものです。

それが学校の宿題だと管理が難しいかもしれません。担任の先生が徹底した管理をする先生(これは良い先生という意味)だと、連絡帳にメモをさせたり、児童が忘れないようにする手段を何らかの形で取っていると思います。こういった先生だった場合、宿題を忘れるのは管理をしなかった保護者の責任です。大事なことなのでもう一度、保護者の責任です。

そして、担任の先生が口頭で宿題を伝えて終わり、という緩い管理体制だった場合、さらに保護者の責任が高まります。つまり、保護者が子どもに呼びかけて、宿題として何が出されているのかを聞き出さなくてはならないからです。

宿題をやらないのは子どもの責任ではない


耳の痛い話を通り越して、耳に激痛が走りそうな話をしたいと思います。先ほどから触れているとおり、子どもが宿題をやっていないのは保護者の責任だと考えています。ちなみにこれ、小学生に限った話ではありません。中学生にもなれば自分の責任でしょ?と思われるでしょうが、そうではありません。

なぜそう断言できるか。
それは、宿題をやる習慣をつけるのは家庭でしかできないからです。

塾と学校を混同しないよう、話を学校に限定します。学校の先生の仕事は、授業の内容に応じて適切な範囲・量の宿題を出すことです。宿題の意義を児童に説くことです。宿題のやり方を児童に伝えることです。宿題をやってきた児童に対して評価を下すことです。そして、やってこなかった児童に再度宿題の意義を説くことです。ちなみにこれを「説教」と言います。説教とは、頭ごなしに怒鳴りつけることではありませんし、ネチネチと嫌味を言うことでもありません。子どものためになるような、実のある話を聞かせ、正しい(と先生が思う)方向に導いてあげることです。

だから、「宿題をやらせる」のは各自の裁量に任されています。早い話が、やろうがやるまいが先生には関係なく、先生はやった子に対して良い評価をするのが仕事です。そこを勘違いして、ウチの子が宿題をやらないのは先生の管理が甘いせいだ!なんてクレームをつけるのはお門違いです。

宿題をやらせる習慣をつけるには


まず宿題の内容を管理させることです。連絡帳に書かせる、メモを取らせるなどの方法がありますが、重要なのは「あとで親が見る」と子どもが認識していること。メモをしなかったら後で怒られるが確定です。子どもだって怒られたくはないので、ちゃんとメモをしてくるでしょう。

だから、毎日必ずチェックをして下さい。ええ、面倒くさいのは重々承知の上で言っています。メモをちゃんとしていなければ叱らなくてはいけませんので、かなりのエネルギーが必要です。

そして、その宿題が終わったら再びチェックをすること。ひたすらこれを繰り返して下さい。宿題をメモする・やったら見せるということを徹底して行けば、必ず宿題はキッチリやりきることができます。

宿題をやったら、あとは出すだけ。そこで油断をしてはいけません。まさかの「宿題を家に忘れる」という可能性も否定できません。というか、「宿題を忘れる」の大半はコレです。そう、せっかくやったのに家に忘れてきてしまうのです。だって、提出場所は学校ですよ。宿題を親が細かく管理しなければならない子が、スンナリ自発的に持って行くと考えるのが間違っているんです。

ということで、やった宿題をチェックしたら、鞄へ入れるところまでが管理です。アレですね、家に帰るまで遠足みたいな感じです。最後の詰めが甘いと、今までの苦労がムダになってしまいます。さすがに学校へ持って行きさえすれば、先生に出し忘れることはほぼありえません。(先生の方から出しなさいと言ってくれるからです)

宿題習慣の第一歩は保護者の努力


上記の対応、とてつもなく面倒です。小学生ならともかく、中学生になると科目は増えるわ宿題量は増えるわで管理しきれません。だからこそ、できるだけ低学年のうちにこの習慣をつけるのです。もちろん、小1がベストです。もし小学校高学年になってしまったら、保護者の労力は数倍以上にふくれあがります。

ですが、やらないよりは100倍しても足らないくらい意義があります。そもそも宿題をやりなさい、というのは子どもに努力を強いているということ。子どもに呼びかけるには、その手本を保護者が見せなければなりません。親がこれだけ協力してくれるのだから、自分もやらなくては、と子どもが思うわけないでしょう?ですが、彼らは感じ取る力は大人以上にあるんです。本気を見抜く眼力はバカにできません。一丸になって宿題に取り組むことで、子どもたちは大人の意図を肌で感じ、きっと身につけていってくれるでしょう。

一度身についてきたら、ほんの少しずつ管理を減らしていきましょう。手を引いていったところが出来なくなったらまた厳しく管理が必要です。こうして、徐々に自分で宿題を管理できるようになっていけば良いのです。

おまけ:中学生の宿題管理不備も保護者の責任というワケは


小学生のうちに上記のような習慣づけをしなかったこと、これが責任があるといった真意です。中学生になって習慣づけをしようと思ってもダメです。小学生と大きく異なるのは、彼らは既に反抗期にあるということ。親の言うことなど聞きゃしません。そうなってしまったら、第三者の力を借りる以外に方策はない、と言っても良いでしょう。

そのために我々プロがいるのです。


無関心はダメです。かといって、無責任な声がけもダメです。「宿題やったの?」という言葉にはあまりに覚悟が足りません。子どもに宿題をやらせるならば、全力で解決に当たるという気概が必要です。

さて、今までの話ですが、そこまでして宿題をやらせないとダメなの?と思われる方もいるでしょう。それはそれでかまいませんが、どこかで成績は頭打ちです。それだけは断言できます。大きくなったら宿題をやるようになるだろうという楽観的な予想は必ず外れます。子どもを伸ばしたいと思う保護者の方は、ぜひ責任ある宿題管理をしてみましょう。


こんな話題になった経緯


小学生で宿題管理があまりにダメダメだった子が複数いたので、ちょっと愚痴ってみたのです。中にはしれっと「やってないです」と言い出す子も。やらなくても無事で済むと思って来ているのでしょうか?もし長く続けている生徒が横でそれを見ていたら、きっとゾッとする事でしょう。たまたまベテランの生徒がいなかったからリアクションが見られなくて残念です。

今回は初犯だったので大目に見ました。ですが、授業は受けさせず宿題をやらせました。そういうルールです。そして、宿題も出していません(何も進んでいないので出しようがありませんし、きっとやってこないでしょう)。1つ信用を失っているので、努力で挽回をして下さい。
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