26 2016

夏期特訓~受験生はじめました

夏期特訓が始まって4日目、ようやくブログを書く時間が取れました。2日に1回しか自教室にいないため、少々フラストレーションの溜まる状況です。

どの学年の授業もある程度の緊張感があり(というか私がピリピリさせている)ますが、特訓ですので楽しくワイワイやるなんて状況はあり得ません。楽しさならやり切ったときの達成感として味わって貰えば良いでしょう。

夏は受験の天王山とはよく言いますが、冷やし中華よろしく夏になると受験生がたくさん生まれます。そう、部活動が引退になるのですね。そこからは部活動が言い訳にならなくなりますので、ようやく肩書きが「受験生」になると言えるでしょう。

まあ……夏になったので「受験生はじめました」となってくれれば良いのですが……なかなかそうも行かないわけで。やはり、部活が生活の中心になっていた中学生が、「部活ロス」になって手持ちぶさたになった時間をすぐに受験勉強に振り分けるのは無茶ですよね。いかに早くシフトチェンジしてくれるかが、受験する高校を左右することになるわけです。

さて、そんな中3を初めとした各学年のインプレッションです。

小学生


教科書から離れ、基礎学力の強化に努めています。そういった理由で、算数はひたすら計算責めです。全て時間制限をキツく設定し、常に焦って解くよう煽りを入れています。

マイペースでノンビリやれば、それほど間違える訳がありません。問題は大きなストレスがかかる状態でも確実に正解することができるかどうか。ゆっくりやれば字も丁寧で読み間違えもなく、細かいことに注意が払えます。ですが、本番=テストのときは時間制限もあり、練習では味わえない緊張感もあります。これを少しでも経験して貰うというのが時間制限を付ける理由です。

そのようにして解かせると、ゆっくり計算しているときには無かった弱点が噴出します。

今日5年生が取り組んだ小数のわり算でも、「点をずらす」という操作は全員やりますが、商の小数点を打つタイミングが生徒によって違います。私は必ず「先に点を打つ」よう指導します。解いている様子をじっと見ていますので、打っていないと注意を飛ばします。

小学校の指導は先生によってまちまちですが、ここ最近「必ず小数点を先に打つ」よう徹底して指導している先生は殆どいません。生徒に聞いてみると、答えが合っていればいつ打ってもいいようです。

特に学校の先生のやり方を否定しません。確かに正解すれば良いのです。学校には色々なレベル帯・色々な指導を受けた児童が集まっていますので、先生もカラーを出しづらいのでしょう。もしくは答えが合っていさえすれば何でも良いと思っているかもしれません。

ただ、ここは塾ですから、正解率が上がる最善の策を身につけるために来ています。

先に打つメリットと、後から打つデメリットを丁寧に説明し、先に打つよう習慣づけさせる事に尽力しました。次回もわり算の演習ですが、実はそこで先打ち・後打ちの差が明確になってきます。彼らは意識しないと思いますが、先に打つメリットの大半は難しい問題にこそ表れます。さあ楽しみですね。

中3


私が入った夏期特訓2日目に、中3生が夏休みに何をすべきか説明しました。塾の授業はたったの4時間。毎日4時間の授業を受け、その宿題をただ「こなす」だけで実力が伸びるでしょうか。そんな馬鹿なことはあり得ません。

学校で毎日6時間授業を受け、宿題をやっても不足をしているから塾に来ている訳です。塾はそれより少ない時間数です。足りる道理がありません。それ以外に自分が使える時間は大量にありますので、その時間で各自の課題に応じた取り組みが必要なのです。

例えば、理社についての取り組みを指示しました。英数で苦戦している子への取り組みも説明しました。塾の宿題をやって目指すべき目標も伝えました。

そして今日の授業を迎えたわけですが、既に宿題の取り組みに変化が見られる生徒もいます。授業の合間に前学年の内容をコツコツ解いている生徒もいます。単語を練習している生徒もいます。

しかし、やり始めた形跡は感じられますが、未だ全然足りていないのは明らかです。

恐らく単に宿題を1回解いただけで解き直しも満足にせず、平然と授業に参加している生徒もいるでしょう。授業中の反応を見ていれば自ずと分かります。次回に2回分の授業をまとめた確認テストを実施しますが、満点を取れるだけの取り組みをしている生徒が4名というところでしょう。これは宿題の様子から判断しています。

もうね、授業中に感じる熱量が違うんですよ。
真剣に受けているようで、眠気が勝っているようじゃダメなんです。

成績を上げたいと口だけは言っておきながら、肝心の努力をしない。
ネットで流れている簡単そうな方法には食いつくけど、地道な方法は嫌う。

そろそろドーピングでも考えた方がよろしいかと思います。
ロシアに行くとお手伝いしてくれるかもしれません。

厳しい物言いをしていますが、まだ受験生になっていない中3生はそこに危機感を感じて欲しいです。
もっとも、そういう生徒ほどこれは読んでいないという……

高校生


学年が上がり、難易度も上がる。これに伴って勉強量も増える。質も上げなくてはならない。
それだけ高校の勉強はシビアなのです。

なのに、大半の高校生はロクに勉強すらしていない事実があります。
有名なデータですが、高校生の平均勉強時間は、なんと小5以下なんですよね。

小学生は自主学習の名の下、毎日机に向かう機会を確保しています。それに比べて、高校生は机に向かわず部活動やバイトやスマホ三昧。楽しいだけの生活を経て、将来何が待っているか想像をしないのでしょうか。まあ、一般論です。

さて、さすがにウチの高校生達はよく勉強をしています。それでも難易度が上がった新しい学年の内容に対応し切れておらず、先日のテストは勉強を見直す良いキッカケになってしまいました。

その結果をフィードバックして、更に勉強の量と質を高めるため夏期は頑張っています。特に出席率の低かったTが毎日必ず時間通りに来て、苦手科目をしぶとく進めているのにはとても良い風向きを感じます。

やはり高校生は与えた情報の分だけリアクションが返ってきます。勉強のやり方・意義が染みついていない中学生と異なり、高校入試を乗り越えてたたき上げで来ているからこその素直さですね。高校生は学年1ケタが目標です。科目によってはしばしば1位をたたき出していますが、苦手科目を底上げしないとなかなか総合1ケタは達成できませんからね。


さて、夏期特訓の出発は山あり谷ありです。ハッキリ言うと、中3は谷底みたいな状態です。そこから這い上がろうとする生徒もいますし、まだ谷底でくつろいでいる生徒もいます。長い休みではありますが、刻一刻と残り時間は減っていますから、谷底でノンビリしている子のお尻を蹴り上げてあげなければいけないですね。

中1や中2も言いたいことは山ほどありますが、ポジティブです。
それは近いうち書こうと思います。

おまけ:

今日の授業最後に中3に言ったことです。

「人生を棒に振りたくなかったらポケモンは止めとけ」

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