06 2016

夏期特訓前期終了~伸びを予感させる頑張り

夏期特訓の前期があっという間に終わりました。すみません、ちょっと強がりました。体力的にも気力的にもなかなか長い戦いだったと思います。まあ、生徒は2~3時間勉強して1時間宿題やって終わり、という感覚だったと思いますが、1日10時間以上授業をするコチラとしては熾烈な期間でした。

今年の夏期特訓は昨年までのプレテスト・ファイナルテスト型式を廃し、より解説授業と演習授業の時間を確保し、通常行っているハイブリッド形式を踏襲した形になりました。

例えば数学。復習をしつつ教科書のレベルを若干超えたところまで指導をするには、今までの内容をダラダラ解説しているわけにはいきません。そこで、スッキリ解説授業を止めて、普段取り組んでいる演習授業の型式にしたわけです。

解説授業をしない理由は簡単です。復習内容=既に習っているわけですから、今更解説は必要ないからです。そうでなければ、何のために普段鍛えているのかわかりません。

とはいえ、抜け落ちている内容もありますから、そこは個別に指導をすることで思い出させています。スラスラ解ける子は、時間内により多くの演習に取り組ませました。

そして、教科書レベルを超えるような問題は自分である程度考えさせる時間を取った後、詳しい解説を行います。予め考えている事もあり、分からなければ自ずと解説が欲しくなってきます。おかげで解説をしているときの集中力が普段の五割増しです(盛りました)。学校と比較したら十割増しでも足りないのでは?

前期を通して徐々に集中力も高まってくる様子も見られましたし、全体的に良い特訓授業になったのではないでしょうか。もちろん課題が無いわけではありませんので、後期に向けて反省と改善を行っていきます。

では各学年の簡単なまとめです。いえ、今回は本当に簡単です。いつもの「そうは言っても長いんだろ」パターンではありません。

小学生


一言で言うと計算の鬼でした。

計算なんて自宅でもできる、と思われるかも知れませんが、時間制限のある中私がじっと見ながら目の前で計算問題を解くことに意味があるのです。大人でも嫌だと思いますし、私でも嫌です(苦笑)。

そんなプレッシャーの中行う計算練習+文章題演習はかなりの問題数でしたし、それに取り組む彼らの集中力は日頃学校で行うそれとは一線を画していたと思います。

ミスをした問題は全て解き直し。ミスの原因も探り、私がアドバイスをする。そのアドバイスを素直に実行すると、「ミスをしない手応え」を掴むことができます。今回ノーミスなんて子はいませんでしたが、改善を図ったあとの宿題は全問正解になる子が多く、基礎学力は十分に強化されたのではないでしょうか。

国語も何回か指導しましたが、教科書の文から離れ、いわゆる文法的な要素に着目した授業を行いました。普段触れている国語とは明らかに異質なもので、日本語慣れしていない生徒にとっては新たな視点が開けたでしょう。

ちなみに、日本人なら日本語慣れしてるでしょ?と思ったら大間違いです。主述のねじれや副詞の呼応は、文章を書き慣れていくことで実感を伴った習得ができます。本を読むだけでもダメですし、ましてや読書習慣が皆無のスポーツ少年は明らかに文章力が劣っています。LINEのような超単文コミュニケーションしか取っていない中高生は要注意。日常的にある程度の長さの文章に触れていないと追々痛い目をみるでしょう。

普段意識していなかった細かい言葉の使い方を学び、日本語を自由自在に扱う能力に伸びが見られたことでしょう。

中学生


ブログでも小言しか言っていなかった中3ですが、その実よく頑張っている生徒が多かったと思います。前期の内容はあくまで入試用。定期テストに直結しない長期的な視点で勉強をする機会はここまでほとんどありませんでした。最初は戸惑っていたものの、根強く話を続け、じわじわと意義を理解して前向きに取り組んでいた生徒が増えていったのが感じられました。

前期最終日の昨日は、お盆という長期休みを前にしてどのように勉強を進めていったら良いか、改めて説明をしました。既に夏期特訓冒頭で説明をしてありましたが、日々の勉強に追われ、順調に進めている生徒が皆無だったためです。

しかし、全員言うほど大して勉強はしていません。やったことと言えば、学校の宿題と塾の勉強だけです。自分で入試のための勉強をしている時間がないというならば、さぞかし時間が無かったのだと思うところですが……

塾に来ているのはたった4時間。
塾の宿題はたかだか2時間もあれば終わる量
ここまでたった6時間です。

それ以外の時間を目一杯使って学校の宿題をやっていたなら、とっくに全て終わっているはずです。
それが終わっていないというのは、どういうことか。

遊びすぎです。

中学生は勉強だけしているわけではないという意見もあるようですが、的外れです。
だって、受験生ですから。
内申点が志望校の基準を十分クリアしているなら良いです。
入試の得点を余裕でクリアできる自信があるなら良いです。

でもそんな子はいないはずです。

この夏休みに勉強を優先できないなら、確実に志望校を下げる事になります。
何度でも言いましょう。確実に、下げることになります。

そんな話を生徒にしました。だって、もうみんな受験生ですからね。

ここからやるかどうかは、どれほどその高校に行きたいかを示すバロメータになるでしょう。もちろん、やればやるだけ伸びる時期ですし、まだまだ高校の合格可能性などアテになりません。高校の先生も、努力の足りない子に来て欲しいとは思っていません。高校の先生に認められるような成果を出すため、このお盆休みを全力で駆け抜けて欲しいと思います。

ほとんど中1・中2に触れていませんが、次回のテストで飛躍的に成果を出す片鱗が感じられたのが大きな収穫です。個別に呼び出した子も文句一つ言わず頑張りました。それは、自分に何が不足しているのかを自覚している証拠です。

特に中2生は本当にたくましくなってきました。それは見た目では無く、勉強に対する耐久力という意味で、です。もう少し現時点でのインプットが増えてくると、テスト勉強の効率がアップします。それも彼らには伝えてあるので、教室に貼ってある次回に向けた誓いを胸に、努力出来ると私は信じています。(信用度40%/私にしては高め)

高校生


高校生は三者三様(三人ではありませんが)、異なる取り組みをしています。

全員に共通することは、今までの枠を超える、ということです。

学年が進級し、前学年より周囲が頑張り始めたことによって相対的に下がりかけたある生徒は、ワンランク上の問題に取り組み、次回のテストに向けて高得点を狙う体勢を整えることに専念しています。最終日に少し話をしたとき、昨年までと目線が違うことを感じました。明らかに上を向いているのです。

前期の目標はオール5。あと一歩頑張りましょう。

得意科目は前回のテストで学年1位を取りながら、苦手科目が足を引っ張ってしまっているある生徒。彼はさっさと得意科目の数学を終わらせたあと、英語の和訳に取り組み始めました。電子辞書を持ちながら有効利用していないという、モッタイナイお化けに呪われてしまいそうなバチ当たり状態でしたが、この夏だけで今までの使用量を遙かに上回ったのではないかという勢いで調べていました。

これで苦手科目がプッシュされてくれば、本当の意味で学年トップクラスを狙えるでしょう。

高3は語り尽くせないのであまり触れませんが、先日までの甘さが消え、かなり受験モードの勉強に打ち込めています。時間を突き詰めて使うことを学ばせたのが大きいと思います。それこそ勉強が全てという熱い夏を過ごしていることでしょう。

受験大学のレベルを下げる気は無いようです。私も胃の痛い受験シーズンになることを今から覚悟しています。ぜひ私の内臓を守るべく、安心して見ていられる受験生生活を送ってほしいものです。


いつもより3割ほど短くまとめてみました。

後期からも体験生が来ますが、いつも通りの螢田教室で行くつもりです。後期は確認テスト盛りだくさんですので、満点を取れないと大変なことになります。全力で勉強に打ち込めるよう、学院生の皆さんは学校の宿題とはさっさとオサラバしておいて下さい。

ただし、自由研究の考察の相談は受け付けます。
なぜかって?

趣味です!

それでは皆様、よいお盆休みを。
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