12 2016

勉強が終わるということ

定期テストが始まりました。塾の授業はお休みですが、自習開放しているので必要に応じて参加しています。だいたい1/3ほどの生徒が来ていますので、残りのメンバーはもちろん家で必死に勉強をしているはずです。

昨日の試験対策特訓時にあれだけ厳しく念を押したので、まさか家に帰ってからノンビリ休憩していたり、昼寝をしたり、親が帰ってくる直前に勉強を始めたり、スマホ片手に勉強をしているフリをしたりしていないと思います。残念ながら中学生は1日勉強をしないだけで得点力がガクンと下がりますので、今まで必死に2週間積み重ねたとしても、今日ダラけたら台無しです。

もし今日家で勉強をしていなかったとしたら、テストで伸びる見込みはありません。申し訳ありませんが、その子に肝心なことを伝えきれなかった私の力不足です。

明日は数学・理科+実技1科目の理系デー。世の中にはなぜか数学だけやたら出来る子というのが存在し、例に漏れずウチの教室にも数人います。その中の1人であるKが、こんなことを言い出しました。

K「数学はもう終わったから大丈夫」

私には「ある意味終わったしか聞こえませんでした。終わったって何?

あまりに楽観的過ぎたので、ちょっと聞き返してみました。

私「じゃあ、勉強リストのP○○は出来るようになったの?今回の範囲で最重要だって書いてあるよね?」
K「んまあ、だいたいは」
私「それは終わったとは言わない」
K「でも、全部解きました」
私「勉強が終わったっていうのは、解き終わったという意味じゃ無い。作業をしてるんじゃないんだから、指定されたページをこなして終わりじゃないだろ。そんなんじゃ40点だって行かないよ」
私「その問題が全部一から自力で解ききれる、つまり満点になって初めて終わりって言うんだよ」

その後、完璧になるまで何度も解くように命じました。このままのんきにテストを迎えてしまったら、そのページの問題は半分解ければ御の字、下手をすれば全滅をしていたかもしれません。

このように、範囲をやったから終わりと考えている中学生はとても多い……というか、大半がそうでしょう。

勉強は、やったら終わりではなく、できたら終わりです。

勉強したのに出来なかった、という子は、ここを勘違いしています。1回解いて、解けなかった問題を先生に質問したり解説を読んだりして、ノートに正しい答えを書く。まだ勉強は終わっていません。これを再びイチから自力で解いて、最後まで答えられて初めてこの問題に関する勉強は終わりなのです。

それを9科目分全て自己管理するのはほぼ不可能です。そのために塾ではレコーディングノートを使っています。あとで何をやり直すのかをメモしておくと、できるようにならないまま放置という事が無くなります。実際そのように利用できている生徒たちは良い点数を叩き出します。

前述のK君、その後1時間ほどやって帰宅しましたが、果たして。
泣いても笑ってもあと2日、真の意味で勉強を終わらせて欲しいですね。
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