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25 2016

運命の分かれ道

毎年のことですが、泉中学校の中1数学はペースが遅いので、夏休みが終わるとだいぶ学校から離れてしまいます。学校ではこれから本格的に方程式を解いていくようですが、塾ではとっくに終わっています。

ウチの塾は学校の進度を無視して進むことはありません。あくまで学校のペースに合わせていくのが基本です。とはいえ、年間カリキュラム上「終わらない」のは大問題ですので、最低限の進度は確保しつつ学校のケアをする、という形になります。

学校は時に「終わらない」をやらかします。中2の確率が「終わらない」から中3の最初にやったり、中1の資料の整理が「終わらない」から超高速で駆け抜けたり……キチンとマスターすれば入試での得点源になる分野であるにもかかわらず、中学生たちがとても苦手になってしまっているのは大部分学校進度の影響でしょう。

そんなわけで、今年もスローペースで進む中1数学。前回のテスト対策期間中ひたすら文字式までを解いていた生徒諸君が、テスト明けにスラスラ方程式を解けるなんて露ほども思っていませんので、20問程度のテストを抜き打ちで行いました。

すると、整数はともかく小数・分数の処理が頭から抜けている生徒が続出。酷いケースとなると、方程式の解き方はおろか、答え方そのものがすっぽ抜けて何をして良いのかオロオロ迷走しています。これが数学を苦手とする生徒なら話は分かるのですが、今回のテストで高得点を取っている生徒だからなおタチが悪い。そう、中学生の定着度合いとはその程度なのです。

合格のチャンスは3回


きっと予告していればこんな結果では無いでしょう。それなりにガッツのある子たちですので、家である程度仕上げてくるはずです。その頑張りを期待して、チャンスを3回だけあげることにしました。

もちろん1回目のテストはもうやってしまったので、実質残り2回。授業の度に追試を行いますが、残り2回で合格しなかった場合、合格するまで毎日通塾し、方程式の計算練習+追試をガッツリとやってもらいます。

思えば昨年の中1も毎日通塾して満点が取れるまで追試をくり返しました。最後の生徒が合格したとき、実に8回もの追試を行っていました。やり方は定着しているものの、肝心なところで一つだけミスをして19点……こんな光景を何度も見ました。

その甲斐あって、当時のメンバーで方程式が解けない子は1人もいません。
数学を進めていくにあたり、これは当然のことです。

そう、ここが運命の分かれ道なのです。

方程式が解けないと人生が変わります


私の指導するクラスでは必ず毎年伝えています。
「方程式が解けないと人生が変わる」と。

もちろん良い方に変わるわけではありません。

中学生たちが将来全員大学を目指すわけではないのは承知の上ですが、少なくとも学習塾に通っている生徒なら、目的は多少の学歴を手に入れることでしょう。

方程式が解けないと、その道が閉ざされます。

「方程式が解けない、それは今後勉強面で何かをする事ができなくなるということだよ」

こう生徒に話しています。

決して大げさな事ではありません。

まず、方程式が解けない時点で当然今後の数学で答えを出すことが不可能になります。これから中1で学習する比例・反比例,図形の面積・体積,資料の整理の全てにおいて、方程式を利用するからです。言うまでもなく、中2以降の数学は方程式のオンパレード。中2の連立方程式、中3の2次方程式は当然として、数学は方程式がベースになっているといっても過言ではありません。

また、理科は暗記で解ける部分もありますが、本質的には数学の技能を利用する科目です。中1では計算があまり登場しませんが、中2以降の理科、特に物理分野は数学力がモノを言います。方程式でつまづいた子が太刀打ちできる内容ではありません。

理系科目に致命的な痛手を被る一方、英国社で方程式を使うことはありません(少なくとも中学では)。なら、残る3科目で頑張れば良い?そんな甘くはありません。高校入試は5科目で競います。1科目だけならともかく、2科目にわたって得点が見込めない以上、中堅以上の高校に合格するのは絶望的と言えます。

そもそも、数学に致命的な苦手意識を抱えた子が、他の科目を必死に頑張ろうとするモチベーションを保てるでしょうか。

恐らく、勉強そのものを諦めてしまうでしょう。

1例として数学の方程式を挙げていますが、各科目キーポイントとなる分野が存在します。我々はそれを熟知しています。どんな学力の子でも絶対にそのポイントは落とさせないよう慎重に、そして必死に指導をしています。

ですから、塾の先生が「絶対にマスターしろ」と言った部分は何が何でも身につけて下さい。その子が持つ能力によっては、多大な時間と労力を要するかも知れません。ですが、それに見合った成果が得られるのも確かです。

ここで身につけた「方程式の解き方」は一生モノです。
一生使うというワケではありません。
一生を左右するモノです。

来週の追試でスパッと合格してくれる事を期待しています。
まあ、この時期は暇ですしね。
中2にも「君たち暇だよね?」と聞いたら、全員が頷いていました。

きっと私の目が怖かったからだと思います。

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