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18 2016

うっかりさんな小中学生のためのToDo管理のしかた

先日もう1つの教室で確認テストの解き直し指導を遅くまでやっていたときの事です。

生徒Yは準備が足りなくて出来がよろしくありませんでした。ひとしきりお説教をした後、抜けまくった重要事項を説明してはまとめさせ、ようやく解き直しが完了しました。

とはいえ、何しろ確認テストの準備を怠る子です。このままでは結局同じことの繰り返しになってしまうでしょう。幸い生徒Yは毎日学校帰りに勉強に来ている(呼び出されているとも言います)ので、私は次のように指示をしました。

私「いいか、今説明を受けて分かる気になってるけど、必ず明日塾で勉強するとき自力でやり直せよ」
Y「はい!必ずやります!」

と威勢の良い返事をして、そのテストをおもむろにカバンへ放り込みました。

私「待て」
Y「何っすか?」
私「お前、絶対明日やらないだろ」
Y「やりますよ!」
私「じゃあ、どうやって明日解き直すのを思い出すの?」
Y「ちゃんと覚えときます」
私「いやいや、絶対忘れるだろ」

妙に自信に満ちた感じでYは返答していますが、全く信用できません。確認テストの準備を忘れる子が、どうやって強制力のない状態で自発的に解き直しをすることを覚えていられるのでしょうか。

私「とりあえず、今のテストをカバンから出しなさい」
Y「は~い」

全く予想通りですが、放り込んだテストをカバンから探し出すのに一苦労しています。この時点で明日解くなんて約束の信頼度は、限りなくゼロです。

Y「あ、ありました」
私「あのな、ほんの1分でありかが分からなくなるテストをどうやって解き直すんだ?」
Y「……無理っすね」
私「なら、絶対に忘れず明日解き直しが出来るようにしておきなさい」

このように、やるべき内容を控えておく事がToDo管理です。子どもはToDo管理が甘く、優先度もへったくれもなく気が向いたものから勉強しています。きっと、Yも次の日になれば問題集を初めとする目立つ勉強に気が取られてしまうでしょう。

ToDo管理の練習がてらYに問いかけたわけですが、彼は解き直すテストをキレイにノートに挟んでカバンへしまいました。

私「はいストップ」
Y「……ダメっすか」
私「明日そのノートを見たとき、挟んであるものが何だか気づく?」
Y「わからないっすね、見えないから」

何かが挟まってることは分かるものの、中身が分からないので気づかないでしょう。ましてや、Yのノートには科目名も用途も書いてありません。ていうか、よく自分で区別が付くなぁ……

私「テストの上を少しはみ出しておきな。そうすれば違和感があって注目するでしょ」
Y「なるほど、これなら何が挟んであるか分かりますね」
私「そのはみ出した部分に『必ず解き直すこと!』とでも書いておきなさい。自分へのメッセージだよ」
Y「え~、恥ずかしいっすよ」
私「どうせ見るのは自分だけだから気にすんな」

想像してみて欲しいのです、次の日勉強を始める自分の姿を。
どうしたらその未来の自分にやるべき事が伝わるか。
自分自身にメッセージを残さなければならないのです。

試験対策レコーディングノートに毎日の反省コメントがあるのは、保護者や私に見せるためだけではありません。その日の反省を生かして次の日の勉強を改善するため、自分自身にメッセージを残すためにコメントを書くのです。

私「ついでに、お前は明日このノートを出さないかもしれないよね」
Y「確かに」
私「明日絶対使うものはなんだい?」
Y「……筆箱っすかねえ」
私「じゃあ、筆箱の目立つ場所にフセンを貼って、そこにメッセージを書いときな」

こうしてYの解き直し計画は完璧になったのでした。

何かやるべき事があるなら、必ずそれを出来るように準備を整えておく。これが正しいToDo管理の仕方です。塾の試験期間なら、毎日レコーディングノートを見るので、そこに書けば忘れる事はありません。一方、小学生なら必ず「れんらくノート」を見るのでそこへ書いておく。それが確実です。

自分の行動を読み、どうしたら忘れずやれるかを考えて勉強を進めていくことで、本当の意味の管理ができるようになるでしょう。

小中学生がToDo管理をするポイント。
それは、自分が絶対見るところにメッセージを残すこと。
フセンを上手く活用して、よい管理をして下さい。

ちなみにそのY。
やったかやってないかはまだ会っていないので分かりません。
「やるべき事を見逃す可能性」はほぼゼロです。
しかし、「やるべき事は見たけど面倒だからスルーした」という可能性は否めません。

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