03 2016

受験生をサポートする質問システムを作ってみた

現在中1・2生のテストが終わったタイミングに合わせ、教室はテスト休みを取っています。とはいえ、小学生にはまるで関係がありませんので、別の日に振り替えて授業を行います。

まあ、私が休むだけなら誰かに授業を変わってもらえれば良いわけですが、できればそうしたくありません。指導にブレが出るのが嫌なのです。生徒たちも私じゃ無いと緩むでしょう。本当はどの先生でもキチンと授業を受け、やるべき事をやる、というのが理想ですが、中学生にそこまで期待はしていません。だからこそ、自分で責任を持って指導にあたりたいと考えているわけです。

教室が丸ごとお休みなので、その点は気にしないで済みます。
おかげで1日家事をしたりブログを書いたり仕事をしたり、色々好きなことが出来て良いです。

別に仕事好きなワケではありませんが。

ちなみに私は家庭科が得意科目ですが、単純に小さい頃からずっとやっているから出来るだけです。リンゴは小3から自分で皮を剥いて食べていましたし、裁縫も好きでした。マフラーを編んだこともあります。ミシンは常にペダルをべた踏みです。未だに教室の布製品を自分で作ったりしています。だから、正直勉強して身につける科目ではないと思うんですけどねえ。

ちなみに今日作った夕飯は、玄米、大根と人参のサラダ、玉ねぎとジャガイモの味噌汁、豚バラと里芋の味噌煮こみです。平日に休みがあると家族は仕事に行っているので、私が夕飯を用意しておくのです。

男子諸君、家事の一つも出来ないようではダメだぜ。
(かといって技術の苦手な男子も多いですけど。なにゆえ?)

違います、今日のブログはそんな事はどうでも良いのです。
いよいよ準備していたものが形になったので、実用化に踏み切ったお知らせです。

家から質問ができる「ウチQ」システムスタート


中3生は毎日塾に来ているワケではありません。ましてや、現在は1週間の休塾期間中。自宅で勉強しているとき分からない問題があったとき、調べても解説を読んでも分からない場合は解決をする術がありません。

しかも、私が中3生と会うのは月・火の2日だけ。これが月・金のように適度に散らばっていれば良かったのですが、見事に偏っています。そこに質問が集中するので、授業後かなり時間がかかってしまい、結果的に帰宅時間が遅くなってしまいます。

かといって、私は小学生の授業を18:30までしているので、早く来て質問を受けるのも難しい……

そんなジレンマがあったのですが、先日ウチの高校部の映像授業を提供して頂いている成績ApのH先生から知恵を授かりました。あまりに素晴らしいと思ったので、早速導入してみる事にしたのです。

それが、家から質問ができる「ウチQ」です。

大げさなものではありません。分からない問題があったら、その写真をスマホなり携帯なりで撮影し、LINEかメールで教室へ送るだけです。

螢田教室はLINEの公式アカウントがありますので、私のアカウントを使わずに済みます。メールも教室のアドレスです。

とはいえ、どちらも管理者は私なので、送られたものは私の端末でいつでもどこでも確認が出来ます。

私はその質問画像に対して説明をしてあげるのですが、ここで1つ問題があります。

理科や英語なら文章で答えられる質問も多いですが、数学はそうもいきません。図や計算式を文章で、というのは無茶な話ですし、長文を読むのもしんどいでしょう。

そこで、分からない問題の解説授業を撮り、その動画を送り返します。これなら教室で私に質問するのと同じ感覚で解説を聞くことが出来ますし、板書もちゃんと見られますので、もはや普通の授業を受けているのと同じですね。

それが家にいながら出来るというところに、私は大きな可能性を感じています。

保護者の協力が必要になる子もいます


スマートフォンを所持していて、かつ自宅に無線Wi-fi環境が整っているという恵まれた環境ならば、生徒自身でどんどん利用することが可能です。

スマートフォンはあっても、無線環境が無い場合は、動画の視聴は容量的に危険です。あっという間に通信制限にかかってしまうため、他のネット利用に影響が出ます(それはそれで勉強に集中できて良いかも)。

当然スマホを持っていない子もいます。そうなると、質問しようにも方法がありません。

そこで、保護者の方に協力をお願い致します。スマホを持っていない子が質問をしたい場合、保護者の方が代わりに写真を撮り、送って頂きたいのです。また、送り返されてきた動画も視聴させてあげて欲しいのです。

動画を視聴する場合、スマホよりタブレット、さらにパソコンという様に、画面が大きいほど見やすくなります。出来ればタブレット以上の画面で見た方がスムーズですので、ぜひ自宅にPCがあれば使わせてあげて欲しいところです。PCでの視聴なら、パケット通信量も全く気になりませんので一石二鳥です。

質問は意欲を映す鏡


先週このシステムの告知をして以来、何件かすでに質問を受けています。
そして、予想通り質問してくるのはとても意欲的な生徒だけです。

入試の得点を何としてでも上げたい、という欲があるなら、目の前の謎を放置するような事は出来ないはず。さっさと解決して次に進まないと、日に日にライバルから遅れを取るからです。

どんなに優れた教材でも、使い倒さなければ成績は伸びない。
どんなに良い勉強計画でも、実行しなければ絵に描いた餅で終わる。
そして、どんなに楽なシステムも、「使えなければ」無意味です。

質問をしない生徒は、質問を「出来ない」のです。
それは、勉強が質問を出来る状態まで進んでいないのかもしれない。
質問が必要になるレベルまで自らを押し上げる事無く、ぬるい状態なのかもしれない。
得点を上げたいという意欲より、質問する面倒さが勝っているのかもしれない。
あるいは、その全てかも。

ぜひ「ウチQ」を「使える」ように勉強に熱を入れて欲しいと思います。

使い方は、生徒に配布したプリントをご覧下さい。
サルでも出来るとは言いませんが、中学生には出来るでしょう。
あれだけ技術でパソコンを使わされているのですからね!

ウチQシステム最大の問題点


システム開始までに様々な障害がありました。

まず機材です。
お値段6ケタに届くipad proが必須という鬼仕様でした。

これは私の私財を投入するという荒技でクリアしました。
私の小遣いの数ヶ月分が吹き飛びました。

でも、これで彼らの入試得点が1人10点ずつ伸びたら安いもんです。

1人10点ずつ!

1人10点!

しつこいですね。

でも、もっと大きな問題がありました。
私の時間です。

正直、各自が最も勉強するのは土日だと思います。
そして、そのときこそ質問が出るべきです。

すると、必然的に土日に多く質問が飛んでくるワケです。

これ、相当しんどいんじゃない?

ということで、私が大変になればなるほど彼らの点が上がるわけです。
大丈夫です、私は「土日はオフだから」なんてゆとりっぽい思考は持ち合わせていませんので。
どんなときでも全力で対応するので、安心して質問を飛ばしてきて下さい。

本音を言うと、「ちょっと大変だから質問を減らしてくれない?」って私が根を上げるくらいになってもらいたいものです。

ハッキリ言って、物足りない。
まだ受験生の緊張感が無い。
目の前の問題を放置しすぎる。

多くの生徒はまだその状態ですので、早く目覚めて欲しいと思います。
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