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26 2016

冬期講習スタート~怪しい解き方にご注意を~

冬期講習に突入しました。毎度のコトですが、私は螢田教室ともう1つのサブ教室を1日おきに担当します。

昨日は初日でしたが、螢田教室にいるとブログを書く余裕が全くありません。今日は相方のH先生が身をもって実感していると思います(ニヤニヤ)。

一方、サブ教室では多少の空き時間が存在しますので、その時間を利用してブログを書いていますなう。

小学生はテーマ別の学習です。主に、次の学年や中学校へ行っても必要になる知識の定着を目指した分野を中心に定着を図ります。

特に、小5の「倍数・約数」や「単位量」、小6の「速さ」や「比例・反比例」が危うくなると、算数・数学の計算問題以外がほぼ壊滅します。

個人的には、小5がターニングポイントだと思っています。この時期に学習する「単位量」と「割合」の2つを原理から理解していないと困ります。なぜなら、ほとんどの小中学生がつまずくのは「単位量」と「割合」を使った問題だからです。

理系に精通した小学校の先生なら、「単位量」の重要性は重々理解しているでしょうし、現在使用している謎教科書でとんでもなく軽い扱いになっているコトに憤慨しているでしょう。

教科書改訂により、今年度以降の小学5年生は、平均や速さや比例が全て単位量であることを理解するのが難しくなっています。そこにくさびを打つのがこの冬期講習です。例として小5を挙げましたが、他の学年も同様の思想でカリキュラムが作成されています。

さて、初日の小学生を指導していると、早速小6のある生徒に問題発生です。速さの問題演習を始めるやいなや、ノートの片隅に怪しい図を書いています。忌まわしき「は・じ・き」の図です。

ピンと来ない方のために補足しておくと、速さ・時間・距離(道のり)をワンタッチで求めることができる図のことです。確かに誰でも簡単に式が作れ、答えを出せるのでとても便利ですが、強烈な欠点があります。

「は・じ・き」はそれこそ誰でも出来るレベルの問題にしか通用しないことです。さらに、使えば使うほど原理が分からなくなるので、どんどん速さの問題が苦手になります。つまり、最も簡単なレベルの問題でつまずいてしまう算数が苦手な子には有効ですが、平均以上を狙うならば、むしろ害悪でしかありません。

中学生の大半も「は・じ・き」で指導されると思いますが、それは「この子は使わないといけないレベルだ」と思われているという事です。中3理科で「速さ」を本格的に学習しますが、そこで先生に「はじきを使え」と言われたら、マズイんだと自覚が必要です。

閑話休題。

そんな変な解き方を使い始めたのですが、解けずに固まっています。それは当然で、「はじき」の出る幕など1つもない文章題だからです。少し放置してムダなのを悟らせた後、いつもの原理を基本とした解き方に誘導したところ、アッサリ解き進められました。

ちなみに、この生徒は普段学校準拠のワークではなく、コアを使って演習しています。私が学校に先行して指導したときは、全ての問題を「はじき」無しで(それ以前に公式を1つも使わずに)解ききっています。そんな優れた生徒でも、学校で甘い誘惑を受けるととたんに心変わりしてしまうという事です。

小学校では、理解させるのが困難な生徒向けにいくつか怪しい解き方を教えられる事があります。「しみの」「くもわ」なども同種です。こういった便利グッズを喜んで使い始めるとグングン算数が出来なくなるため、悪魔の誘いに乗ってはいけません。

他の小6生に、速さが苦手という生徒がいました。冬期講習で扱う問題は全て文章題なので、さぞかし不安だったと思いますが、少し原理に触れながらヒントを与えてみると、教科書にある一番難しいレベルの問題を解くことが出来ました。

算数は、いかに正しい方法で着実に考えることが出来るかが勝負。下手をすれば高学年の算数は数学より理解するのが難しいものもあります。この冬期講習では、テクニックは身につけつつも、それだけでは通用しない問題に食らいついていくことにも取り組んでいきます。

珍しく小学生のことを書いていったら長くなってしまったので、本日はここまでです。

初日のファインプレイは、3の倍数の求め方をバッチリマスターしていたT。他の生徒は言われれば思い出せたのですが、やはり普段から使い続ける事が大事ですね。

そしてTのドヤ顔。その割に6の倍数をミスしてるので、プラマイゼロですね。

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小学生 冬期講習 算数

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