13 2017

センター試験は緊張するような試験ではありません

明日は大学入試センター試験です。そのため、高3生が代わる代わる顔を出してきました。

前回のブログでも書きましたが、センター試験は「全国共通模擬試験」です。あれほど本番感覚あふれる模試など他に存在しません。まあ本番なんですけどね。

アドバイスらしい声かけはしていません。彼らも私にそんな事は期待しておらず、話した内容はこんな感じ。

Iくん「明日何時には着いてた方がいいですか」
私「自分が計画してる電車の1本前で行きなさい」

何があるか分かりませんからね。凍った路面で滑って転ぶ(縁起でも無い)かもしれませんし、電車が遅延する可能性が無いとも言い切れません。自分の目の前で突然妊婦さんが痛みを訴えて助けを求めてくるかもしれません。人として無視するわけにはいきません。

そんなとき怖いのが、焦りです。

電車の遅延は公共交通機関ですから、試験を遅刻して受けることが出来ます。それ自体にハンデはありません。ですが、トラブルに遭って時間に間に合わなかったのは事実。平常心で受けられるような肝の据わった受験生はそれほど多くは無いでしょう。

電車1本分の余裕は、心の冷静さを保つための保険です。理想は40分~1時間前には着いて、軽く施設を散策するくらいの余裕を持つことです。

幸いウチの生徒たちは引きつった真顔ではありませんでしたので、やり切った心境なのか、あきらめの境地なのか、いずれにしても切羽詰まった感じではなさそうでした。軽く談笑しておしまいでした。

そもそもセンター試験って、学力を測る試験であって合否を決する試験ではありません。

国立大学を受ける場合、センター試験の次に大学ごとの二次試験が控えています。センター試験をいくら失敗したからと言って、東大のような足切りを行う大学以外は受けられます。むしろ二次試験での失敗は命取りですから、重要なのはそちらでしょう。

もちろんセンター利用の私大は、明日・明後日の結果で合否が出ます。でも、センター利用入試で受かるところは、その生徒の学力にマッチした大学ではありませんからね。いわば、「余裕で受かる滑り止めレベル」です。仮にセンター利用入試で不合格になっても、十分一般入試で合格する事ができます。

センターでダメだった=もう不合格確定、では決してありません。
その事実をすっかり忘れて絶望に浸ってしまったら、その後受かるものも受からなくなってしまいます。

センター試験には、必ず次がある。
次があるなら、それは模擬試験と同じ。
模擬試験は必ず復習をします。足りないところを補充するチャンスです。

センター試験を復習しない受験生が多いのはとても不思議ですが、模試と同じように出来なかった部分を的確に復習して、その後控える「次の一手」に備えるのが正解でしょうね。


そう、1つだけ彼らにアドバイスを忘れました。

センター試験は2日間です。
2日目の朝には、1日目の問題・解答が新聞に載ります。

ですが、2日目の受験が終わるまで、決して自己採点をしてはダメ!

奇跡的に1日目の科目が成功していればテンションMAXでしょうが、たいてい逆のパターンになります。メンタルグズグズになりたくなければ、自己採点は2日目お家に着いてから。

かつてその禁を犯して2日目メタメタになった友人を見ていますので、本当に気をつけて欲しいと思います。

ちなみに前回のブログに書いた、私が友人と中華料理屋で行った自己採点は、2日目が終わった後です。もしあれを1日目にやらかしていたらと思うと、今でもゾッとします。

受験生のみなさん、くれぐれも真っ直ぐ家に帰りましょう。
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