26 2017

試験対策特訓の心構え

螢田教室のターゲット校である泉中学校は、小田原市の大多数の中学校より1週早く定期試験が始まります。まだ冬休みが明けて間もないという感覚の生徒もいる中、早くも昨日から試験対策特訓期間に突入しました。

今回の対策は、中3の入試前と見事にバッティングするため、ややいつもと異なる時間割になっています。そのため、いつも生徒に配布している出欠表について、今回は全員提出して頂くことになっています。これをご覧になっている保護者の方で、出欠表に記入されていない方は大至急お子さんから奪って下さい。

なお、中1生で理社を受講している生徒と、中2生は全員月曜に配布し、水曜に提出する事になっています。未提出者が2名ほどいますので、よろしくご確認のほどお願い致します。

さて、今回は完全に内部生向けのブログです。

12月~1月にかけて入学した生徒は、初めての試験対策特訓を迎えます。そういった対策ビギナーである生徒を対象に、先日説明を行いました。そのとき配布した「試験対策特訓の心構え」から勉強法に関する部分を転載します。

これをご覧の保護者の皆様、お子さんにぜひ見せて下さい。いつも口を酸っぱくして言っている内容ですが、まだまだ理解が不足している子が多く、徹底できていないように思えます。

自宅でも勉強すること


試験対策特訓中、塾で勉強している時間はたったの3時間です。学校から帰ってきてから塾に来るまでの時間、塾から帰って寝るまでのわずかな時間、これを有効利用できている人が伸びています。塾でしか勉強をしない子は、保護者から見ると「家では全く勉強をしない子」という扱いになっています。ほとんどの時間を塾で過ごし、家には寝るために帰るだけ、という子もいますが、そういう子を除けば、家で勉強しなくてはいけません。

テスト前の中学生がするべきことは勉強だけです。伸びる子は遊びたいのを我慢して勉強しています。そのごほうびが良い点数というわけです。それが当たり前になって、ようやく成績は伸びてきます。

3つの勉強を意識すること


あなたがやらなくてはならない勉強はこの3つ。この順番に勉強をしていくと、テストの得点がグングン伸びていきます。

1.仕分ける勉強

 
「すでに分かるもの」と「まだ分からないもの」を仕分ける勉強です。これをやるためには、学校のワークを解くのがベストです。

テスト範囲全体を1度解いて答え合わせをします。○がついたものは基本的に「もうやらなくて良い問題」です。これを何度解いても得点は伸びません。×がついた問題こそ、「これから出来るようにすべき問題」です。できるだけ早い時期に一通り解いておくと、この仕分ける勉強がスムーズに進みます。次は伸ばす勉強に移ります。

2.伸ばす勉強


伸ばす勉強とは、「まだ分からないもの」を「分かる」ようにする勉強です。仕分ける勉強で見つかった「これから出来るようにすべき問題」を出来るようにしてください。

まず、解説をよく理解することです。「なぜその答えになるのか?」という解説の内容に納得がいけばOKです。数学の場合は解き方を真似するのが効果的です。その問題と似たような問題を何問か解いてみて、スラスラ解けるようになればOKです。

それでも分からない場合は、先生に質問しましょう。決して友人に質問してはいけません(勉強している友人の手を止めるのは迷惑です)。先生は答えではなくヒントをくれますし、1つ聞くと5つくらいの知識が返ってきます。質問をするときは、あらかじめよく悩んでから質問をしましょう。その方が聞いたときにスッキリして、よく頭に入ります。

なお、解説も見ずに「この問題が分かりません」と言ったり、「この単語の意味を教えて下さい」などの質問をしてきた場合、もの凄くイヤな顔をしながら趣旨を説明し、追い返します。ギリギリまで自分で考えてから質問をしないと全く意味がありません。

3.維持する勉強


一度出来るようになった問題も、忘れてしまうかもしれません。というか、ほぼ間違いなく忘れます。それも次の日くらいに……。

それを忘れないように維持するために、「解き直し」をします。

「この問題見たことあるのに分からない……」という経験は誰でもあると思います。解き直し不足が原因です。新しい知識をつけたら、まず翌日に解き直し。次に3日後、次に1週間後……というように、繰り返すと完璧です。期間の短い試験対策中であれば、少なくとも2回は繰り返しましょう。

試験勉強は質より量


中学生の試験勉強のコツはたった1つ。
    
「できるだけたくさん」
    
できるだけたくさん覚え、できるだけたくさん解く、ただそれだけです。得点が下がっていく子は、99%「量」が足りていません。これ以上「量」を増やせない、という段階になって初めて「質」を見直すべきです。

注意したいのは、「量」と「時間」は違うということです。

1時間で50問解いた子と5時間で50問解いた子は、同じ「量」しか勉強していません。5時間かけた方がエラい気がしてしまいますが、むしろ逆。勉強時間の割にテストが伸びない子は、同じ時間でこなしている「量」が少なすぎるのです。そのくせ、時間だけ長いから「勉強した」と主張をします。

レコーディングノートに学習内容を記入せず、マーカーで色だけ塗っている子は十中八九このパターンです。気になる親御さんは、お子さんのレコーディングノートを見てみて下さい。

さまざまな勉強のアドバイス


「質」は気にするな、と言ったそばからアレですが、勉強にも「上手い」「下手」があります。少しでもムダな勉強を無くし、よりテストの得点に直結するような自学をしましょう。

学校の問題集をムダにしない


学校の問題集は、「仕分ける勉強」に最適です。また、学校のワークから出題する先生もたくさんいます。提出するためにやるのは非常にもったいない。少なくとも試験1週間前には終わらせて、出来なかった問題を「伸ばす勉強」で得点源に変えましょう。

すぐに答え合わせをする


解いたらすぐに答え合わせをしてください。どう考えたのか記憶に残っているうちに答え合わせをすることで、自分のミスに気がつきやすくなります。ケアレスミスが多い子は、間違いなく答え合わせも雑です。自分の×を絶対に見逃さないように注意深く○をつけることで、自然とケアレスミスが無くなります。そのための訓練だと思ってください。

分からないものをそのままにしない


分からないものを分かるようにしないと1点も伸びません。でも、分からないものを考えるのはとても面倒で、大変です。ついついそこから逃げて分かる問題をたくさん解いていい気になってしまいがちです。分からないものが見つかったら「伸ばす勉強」をするチャンス。前向きに取り組んでみましょう。

まとめ


与えられたものをただこなすだけの「自習」ではなく、伸ばす勉強をする「自学」が試験対策特訓です。そのためのノウハウは惜しみなく提供しています。

それには、時間の確保が欠かせません。より多くの問題に触れるためには、時間が必要です。塾に来ていない時間の使い方が明暗を分けます。とはいえ、特別なことをする必要はありません。塾が無い日に勉強をする、塾に来る前に勉強をする、それだけの事です。

保護者の方は、お子さんの「何を勉強して良いのか分からない」という言い訳を鵜呑みにしないで下さい。レコーディングノートに勉強リストがありますから、見れば分かります。また、普段から指示をしています。本当に入塾したばかりの子を除けば、「勉強することは分かっているけどやりたくない」だけです。

明日の対策特訓時に、木曜日の学習状況を確認します。

「あまり勉強できなかった」

こんなコメントがあったら、その子は理由の如何に関わらず毎日呼び出します。あれだけ昨日指示しているのにも関わらず、あっさり無視できるという事です。目の届く場所で強制的に勉強をさせる必要があるのでは無いでしょうか。

いずれにしても、やらされないと勉強をしないようでは、得点が上がるはずありません。周囲がいくら必死になろうと、結局のところ本人の欲が不足していては動かないからです。

本日は自宅学習日ですが、自習を希望している生徒が何人かいます。自宅では甘えが出てしまうため、自らを勉強せざるを得ない環境に放り込む、そういった覚悟が出来ている証です。

様々なアドバイスを参考に、ベストを尽くしましょう。
それが今回のテストに結果となって現れるはずです。
関連記事

中1 中2 中3 試験対策