15 2017

学校のテストの平均点が低すぎる件

泉中学校の中1・2のテストが終了し、問題も一通りチェックしました。
結果についてはテスト休み明けにレコーディングノートを集めますので、それまでお預けです。
問題をチェックした上での雑感を書きたいと思います。特に中1。

問題用紙が返ってこない!?


中1国語は不思議な対応でした。
テスト終了時点で解答用紙と共に問題用紙も回収されたそうです。
更に、採点後の答案返却時に問題は一旦配布されたものの、再び回収されたとのこと。

謎です。

あまりに不思議だったので、いくつか理由を考察してみましょう。

1.塾に問題を見せたくない


十中八九コレだと思います。ただの想像ですが。
過去問を配布してガンガン演習されるのを防ぐために回収したのかもしれません。

もっとも、普通に学校のテキストを演習し、塾のテキストを演習し、塾の達成度確認テストを受けた上で丁寧にテスト直しをし、更に塾のテキストを解き直していれば、十分に高得点が取れます。
過去問の演習なんて不要です。
(とはいえ、上記の通り勉強するには行き当たりばったりではダメなんですけど)

更に予想すると、来年度ほとんど同じ問題を使い回す予定なのかもしれません。
それ以外に回収する理由が見つからないのですけど……

2.著作権に配慮した


学校の先生の中には塾が二次利用するにあたり、著作権侵害にあたるとおっしゃる方もいます。
いや、全くその通りなのですが。

著作権に明るくない方に補足しておきます。
学校の先生がテストの問題や授業に使用する場合、「教育目的の使用」にあたります。
その場合に限り使用が認められていますので、テストに使うのは全く問題ありません。

つまり、配布しても全く問題ないので、著作権に配慮した線はありませんね。
もしかすると、塾が再利用して著作権侵害するのを未然に防止するために対処して頂いたのかもしれません。

3.実は来年のテストにまた出る


中2の最初のテストに実力問題として出題するから今回は回収したのかもしれません。
実技の先生はよく前回のテストから再出題することがありますからね。
例えばJ中学校のある科目の先生は同じネタを1年間引っ張る事で一部に有名ですし。

でも、他の科目は問題を普通に持ち帰らせています。
むしろ「前回の問題をよく復習しておくように」と範囲表に明記されていたりします。
その方がしっかり勉強ができるので、生徒の学力も上がることでしょう。

問題を回収してしまうのは、復習の機会を奪うことに他なりません。
自分の作った問題をよく復習させる事で、生徒の学力を引き上げて行くのが使命だと勝手に思っていますが、何か違うのでしょうか。
泉中学校の受検生の国語平均点を他中学と比較されたことがあるのでしょうか?
我々は他教室の生徒と同じテストを受けさせて比較する機会が数多くあるので把握しています。
その能力差が中学校に起因するのか、果ては小学校からの影響なのか分かりませんが。
あまり深く突っ込まないでおきましょう。

中1数学の平均点がもの凄いことになっている件


タイトルの件です。
情報が錯綜しているため具体的な数字は挙げませんが、平均点が低かったとのこと。
いつも40点を取る生徒が20点台に沈んでしまったり、得点を見て泣き出す生徒もいたようです。
いや、泣くなよ。

確かに問題を見ると、平均点が下がりそうな要素はあります。

通常数学は習ったところまで全範囲です。
確かにそうなのですが、実際は復習が3割、新しい部分が7割程度に収まることが多いです。
今回のテストは、本当に最初から全て出題されています。
恐らく準備をしていない生徒が多かったでしょうから、足をすくわれたのでしょう。

そういえば達成度確認テストのあと、ある生徒が私に質問をしてきました。

A「この文字式の計算とか方程式とか、ほんとにテストに出るんですか?」
私「必ず出るよ。だから全部解けるようにしておこう」

こんなやりとりがありました。
その通り徹底して復習していれば、ちゃんと出来たはずです。
コチラの指示通りに勉強を進めるときちんと得点できるように勉強のアドバイスをしています。
実際に、達成度確認テストの問題からかなりの割合で出題されています。
そりゃ、適当に作ったわけではありませんから、出題されて当たり前です。

範囲が広い以外に、もう一つ手こずる原因になったのが、答えの設定です。
一般的な中1の子は、方程式の解が分数だったりすると、とても不安になってしまいます。
正しい解き方をしていれば自信を持って答えればよいのですが、そうもいかないんでしょう。

今回のテスト最大の問題点は何かというと、これ以外に点数を落としそうな要素が無いことです。
考えられる原因は、授業中にやっている問題の質とかけ離れている事です。
ただ、単元テストや先生が配布されているプリントを見る限り、比較的テストの問題に近い問題を解いています。

もう1つ考えられる原因は、空気感です。
平たく言うと、「出来なくてもいいや」という雰囲気です。
中1の後半ともなると、方程式で躓いた子や、図形が致命的に苦手な子が出てきます。
テスト期間にも関わらずお出かけとかしてしまう子もいるでしょう。

得点を伸ばしたいなら、上を見る必要があります。
それは目標点でも良いですし、具体的なライバルでも良いです。
○○点を目指そう、今回は○○に勝とう、そういった上を向いた目線がモチベーションになります。

ちょっと勉強に詰まったとき、「あの子も出来ないからいいや」という妙な仲間意識を持ってしまう。
これは点を上げたいなら絶対に禁物です。
少なくとも塾に通っているからには得点を上げたいはずですので、甘えている場合ではありません。

今回、あまりに平均点が低かったため、追試を行うそうです。
テスト休み中にも関わらず、追試で得点を取ろうと意欲のある生徒が勉強に来ました。
私も、保護者の方へ呼びかけを行い、自宅で勉強させるようお願いをしてきました。
1点でも上げようという気があるなら、何を差し置いても追試対策をするでしょう。

追試があるのを保護者に黙ったまま、かつ何も対策をしないで臨んだ場合、間違いなく点数は下がります。
明日追試があるそうですから、今夜はある意味テスト前日と同じですね。
テスト前だけ勉強したポーズを見せて、こういうタイミングで出来ないようでは実力など上がるわけがありません。

やるべきときにやるべき事をやれる。
これを継続していけば、必ず実力は伸びてきます。

このまま学校の平均点が低いままでは、入試のとき学校全体で勝負にならなくなってしまいます。
難易度が上昇していくテストに合わせ、中学生も更にベースアップをしていきましょう。

よく考えたら中2に全く触れていませんが、それはおいおい。
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