13 2017

中1準備講習はただの予習にあらず

ウチの塾は、例年3月末に行われる春期講習から新学年がスタートします。
3月の初めから新学年がスタートする塾も多いようですね。
その大体が学校のカリキュラムとは無関係に進めるところで、圧倒的な進度をリードしておくことで複数の中学校に合わせていくスタイルです。

その点ウチの塾は、1つの中学校だけに合わせれば良いので、急いで先に進める必要はありません。
螢田教室なら、泉中学校だけ見ていれば良いので。

1つ気をつけなければならないのは、中1の冒頭は死ぬほど進度が遅いこと。
塾がそれにかまけてノンビリ進めてしまうと、後々首が絞まります。
ある程度学校の進度を気にかけつつも、一定のカリキュラムに沿って進めて行く必要があり、若干学校を置いてけぼりにしてしまいます。
学校の進度はとてもカリキュラムがあるとは思えないほど急加速をするので、油断なりません。

その中1生ですが、受験をしていない小学6年生は、勉強のド素人です。
大量の暗記をこなしたこともなければ、大量の問題演習をこなしたこともありません。
そこで春期講習では、予習を進めるだけではなく、勉強のやり方も徐々に指導していくのです。

春期講習は言うほど長い時間取れませんので、当学院は小6生に対して中1準備講習を行っています。
とはいえ3月からスタートしているこの講座は、たった3回しかありません。
この3回をどのように使うか、毎年散々頭をひねっています。

今年はプリント・教材など全て自分で用意しました。
ただ英語や数学を頭から進めて大幅な予習をしても、肝心の宿題や復習のやり方を知らなくては片手落ち。
勉強のやり方指導にも多くの時間を割きます。

ここまでの準備講習で、中学校の成績システム、泉中の様子、テストまでの流れ、通常時に勉強する内容、果ては部活の内情など、色々吹き込んでレクチャーしてきました。
今日は、いよいよ暗記のやり方です。

小学生的には、暗記=漢字みたいなところがありますね。
漢字を覚えるのと英単語を覚えるのでは、プロセスに1つ余計な作業が入ります。
漢字は「読み」「書き」の2つ。※本当は意味も重要ですが
英単語は「読み」「意味」「書き」の3つ。
これを正しい手順で暗記すると定着しやすいのです。

本日は定着しやすく、また定着したものが消えない方法を教えました。
それ以外にも、プリントを覚える方法や実技科目の暗記の仕方など、レジュメにまとめて説明をしました。

その後は英語・数学の指導に移ります。

アルファベットは書けるのですが、読めていません。
正しい発音の仕方を何度も反復させ、口の形や舌の動きも見せました。
英語の発音は、ある程度の声量があるとやりやすいですが、まだまだ声が小さく消え入りそうです。
恥ずかしいのと自信が無いのと混ざったような状態なのでしょう。
私は同室の兄にウルサい&下手くそと言われつつも大きな声で音読していたくらいです。
やっているうちにどんどん発音には慣れてきますので、まずは音を発してみるのが良いですね。

アルファベットは大文字・小文字とも大丈夫ですね。
シャッフルしてもキチンと判別できています。まだb・dは甘いところがありますが。

次回はフォニックスに進む予定。

数学は前回に引き続き、加法~減法に進んでいきました。
ここから計算の途中経過をどのようにするか個人差が出てくるところです。

まず計算方法をサッと指導し、それが整理できたところで原理を簡単に説明しました。
前回やった「正負の数の意味」を理解できていたので、スムーズに納得できたようです。
その上で、何問かこちらの指示に沿ってゆっくりとマーキング・式変形・解答までの流れを追っていきます。

その後、「今言われたとおりに解きなさい」と指示をして、演習に入りました。
彼らが解いている間、私は黙って机間巡視しています。
それぞれ1問程度のミスはあったものの、こちらの指示は遵守していましたので合格。

まだミスがゼロになっていない段階ですので、式を端折ってやる段階ではありません。
次回も途中式全開でやりつつ、頃合いを見て省略の指示を出しましょう。

最終的には、私がやる計算と同じ記述量に持って行くつもりです。
ただ、中1準備講習はイントロダクションなので、宿題を課していません。
計算についてはかなりの分量を演習しないと定着できませんから、それは春期講習でやります。
それでも忘れないように見直しをしてきた生徒もいましたし、なかなか期待の持てる子たちですね。

数学は加減を完璧に仕上げて、春期講習へ進むつもりです。
ちなみに数直線や大小、絶対値などは全く触れていません。
もう少し計算を直感的に出来るようになってから教えた方が、より深く定着するから後回しにしました。
春期講習が楽しみですね。

さて、他の学年ですが、この時期にやっている勉強はもの凄く重要です。
学校は疾風のごとく最後の分野を駆け抜けていきましたが、そんな事をしているから入試で足をすくわれるのです。
泉中2数学の「確率」、1週間で終わってますからね?
本当に学校の先生は神様のようです。

中1・2年生諸君、今やっている内容の定着をこの学年のうちに完璧に仕上げておきましょう。
目標は3ヶ月後、第1回テストですからね。

と、何度も言いすぎて最近は生徒に飽きられているようです。
関連記事

小学生 中1準備 英語 単語 暗記 数学