10 2017

試験対策序盤戦

中学生の試験対策特訓が始まりました。
もう1つの担当教室である板橋教室のお膝元、城南中学校は既に定期試験が終わったというのに、螢田教室のターゲットである泉中学校はまだまだテストまで10日以上あるというズレっぷり。
前回も書きましたけど、城南中みたいに「テストが終わって晴れ晴れとした気分で修学旅行」とか、最高ですよね。
返ってきたらテスト前、の何倍か気が楽でしょうけど。

ですが、中3生もなんだかんだ言ってかなり楽しんできたみたいです。
昨日は修学旅行の代休だったので、早い時間から演習に取り組みました。
中1・2生も謎のスクボラ代休だったため、早く来た生徒もいました。
部活動のある生徒もいるため、対策特訓は19:00からでしたが、一番早い生徒は14:30から自主的に勉強をしていました。

ちなみに今日の1番乗りは中1生。
私が教室に着いたときには既に入り口で待ち構えていたやる気っぷりです。

昨年からの改善点


試験対策特訓は、各自で試験勉強の内容を考え(たくさん口を出しますが)、それをレコーディングノートで管理しながら進めていく方式です。
昨年はこの対策期間中に課題課題アンド課題で必死だった中2生も、問題集をあらかじめ進めておくようになって(いない人もごく一部……)いますので、早速演習に入っている生徒が多いです。

今年良くなったと感じる点は、アドバイスをされたら素直に実行するようになったことです。
塾の先生あるあるなのですが、基本的に子どもって勉強のやり方を教えてもそのままやりません。
私たちは「確実に効果を出す勉強法」を重視するため、手間がかかったり分量が多かったり、生徒が楽々成績を伸ばせる方法とはほど遠い作戦を提示してしまいがちです。
あげくに「暗記パンとかないかなあ」と言い出したりする始末。
確かにやれば伸びそうな気がするけど、大変そうだから少し減らして……と勝手にアレンジを加えるため、肝心な部分が削られて効果が出ないことがほとんどです。

確かに、短時間で、1回で、完璧になる勉強法があれば教えてあげたいところですが、そんなものは存在しません。
あったら教えてあげたいのはやまやまなのですが。

今回は、「どの場所をやったらよいか」「何分でやったらよいか」を聞いてきた生徒が皆ちゃんと実行しています。
まあ、6ページを30分で解け、なんて指示を出していますから、結局36分かかってしまったりもしますが、時間を制限するのは「時間を意識する」のが目的ですので、多少過ぎたところで問題ありません。

総じて時間に対してシビアな意識を持って演習しているようです。
もちろんこちらでそのように指示したから、というのもありますが、実行に移すことが出来ているのが立派です。

学年が上がって最も変わったのは「目標」です。
今まで目標と言えば、ほとんどの子が「テストの点を上げよう」というボンヤリしたものでした。
いいえ、もっとハッキリ言ってしまいましょう。
正直な目標は、「テストの点が上がったらいいな」でしょうね。
明確な目標が定まっていないため、どれだけ勉強したら○○点に届くか、なんて考えはありません。
ただ「やるべきっぽいことを一通りさらっておけばテストの点が上がるような気がする」という意識で勉強していたため、何度も解くことはしない、時間を節約する意識もない、間違えても赤で答えを書くだけ、という「形づくり」の勉強が目に付いていたのは確かです。

今年は、○○高校へ行くのにふさわしい点数を取ろう、前回プラス10点を取ろう、など、目標が非常に具体的です。
そうなってくると、やるべき分量やレベルも自ずと定まってきます。
それに対して十分な演習を行えば、キッチリ結果が出ます。
ほとんどの子が明らかに前回より演習量が増えているのは良い傾向でしょう。

部活動がまだまだ忙しい


さて、現在土曜演習の前半3時間中なのですが、部活で遅れる予定の生徒が数名います。
遠足の日に休んだメンバーと合致するのは果たして偶然なのでしょうか。
これについては本人に直接話をしていったので、あえて深くは触れません。

珍しく吹奏楽部の生徒が部活休みだったので参加出来ています。
聞いてみると、土曜と日曜のどちらを休みにするかアンケートを取ったらしく、多数決で土曜が休みになったそうです。
きっと、ほとんどの塾が土曜授業なので、そういった結果になったのではないかな~と想像しています。
確かに厳しい部活動なのですが、外野から見ても一昔前に比べ勉強に目を向けているように感じます。

ちなみに私は部活なんて自分の意思で辞めればいいじゃん派です。
実際高校では部活で組んでいたバンドを解散し、同時に部活も辞めました。
さすがに勉強に専念せざるをえない状況だったのです。

合間にちょこちょこ書いていったこのブログですが、今は休憩時間です。
ここから折り返し、後半の3時間が始まります。
今日は5科の質問がまんべんなく出てきますが、まだ質問が出ない生徒が6名いますね。
一番多い生徒は10回以上対応しました。
質問が出ない生徒は、「質問をしない」のか「質問ができない」のか……
恐らく「質問ができない」のだと思います。
しゃべりかけられない、ではなく、質問するほどレベルを上げ切れていないのが原因です。

………後半が忙しすぎてあっという間にワープしました。
現在特訓終了後に書いています。
質問について書いていましたが、結局勉強が進んでいない生徒、すなわち学校の提出物をまだ解いているような状態の生徒は質問が出来ない状態です。
反面、たっぷり演習している子は、質問もだいぶ鋭さを増してきました。

今回の特徴は、国語の質問が多い事です。
今まではほぼ皆無でしたが、今回は「答えに納得がいかない」という質問がいくつも出ました。
そして、質問対応していると気づくのが、いかにロジカルに考えていないか、という事です。
接続詞や代名詞は当然として、助詞1つまで丁寧に解釈すれば、中学生のまともな問題は答えが唯一に絞れるように作られています。
(まともではない問題の場合、覚えていないと出来なかったり、本文とは関係の無い想像した内容を書かされたりします)

それを紐解いて説明してやると納得をしてくれますが、自分で同じ事を再現できなければ、結局フィーリングで解くしか無くなってしまいます。
このあたりの指導が今後の課題でしょうか。
私の精読も完全に我流なので怪しいものですが、センター試験程度の問題までなら95%対応できますので、ひどくはないでしょう。

さて、先ほど最後の生徒が帰宅しました。
厳密に言えばまだ高3生が残ってやっていますが、いるのが当たり前過ぎて空気のような状態です。
ここからの1週間が本当にハードですが、比較的良いスタートは切れたと思いますし、貪欲に頑張っていきましょう。

蛇足ですが、中3のYにアドバイスをしていたところ……

私「貪欲に演習を進めていこう!」
Y「(不思議な顔)」
私「(もしかして……)」

Y「先生、貪欲って何ですか?」

私「ググれ(´д`)」

本当に今の中学生の平均的な国語力は大丈夫なのでしょうか。
そりゃ先生の話も通じないわけですよね。
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