20 2017

いよいよ明日からテスト

試験対策もあれよあれよと進み、気がついたらテスト前日に迫りました(中3だけ1日速い)。

色々と試験対策のレポートを書き連ねたいと思います。

試験対策特訓のMVPは1年生


ウチの塾は試験対策の管理のため、レコーディングノートを記録させています。
1年生は初めての試験に臨むため、レコーディングノートの使い方や勉強の計画の立て方、空いている時間の活用法に至るまで、最初に説明をしました。
最初はなかなか上手く使いこなせず、私から散々ダメ出しを食らいながら徐々に適切な管理が出来ていく……はずでした。

いやいや、中1Mさんいきなりフル活用しています。
そして、勉強時間の確保が素晴らしいレベルで出来ています。
そういえば塾が休みだった先週土曜にも、昼から公式LINEに質問が来ていました。
つまり、その時間は勉強真っ最中だったという事です。

中1の最初のテストは、取り組みに最も個人差が出る時期です。
通塾組は恐らくメチャメチャ勉強「させられ」ますし、塾に行っていない人たちは部活動が無くなったのを良いことに遊びまくります。
いわゆる「小学校気分が抜けない」状態です。
事実、昨日塾の前を中1と思わしき集団が荷物も持たずに過ぎ去って行きました。
あれは塾ではないでしょうねぇ……。

どうなる中2数学の採点


近隣の塾では把握していると思いますが、ちょっと今年の泉中2の数学は特殊です。
先生独自のこだわりを持たれているのか、教科書と異なる基準を生徒に指導されているとのこと。

例えば、項に分ける問題。

項とは、乗法で出来た固まりの事で、これらが和の形で表されたものが多項式です。
教科書では、2a+5b-3などを項に分けた場合、2a,5b,-3のように正の符号は省く事になっています。
式の先頭にある正の符号は省くのが慣例ですから、そのルールに従ったものでしょう。

ですから、わざわざ教科書には「正の符号を省く」と書いてありません。
まあ、当然ですし。

これを、学校の先生は「+をつけなさい」と指導されたそうです。

一部の生徒は「省いたら×と言われた」と言っていました。
教科書通りやったら×なんて事はあり得ないので、生徒が曲解したのだと思いますが、「+をつける指示」は確かなようです。

また、次数を答える問題。

次数とは1つの項に含まれる文字の個数です。
次数には単位がなく、数字だけを答えます。
理科と異なり、数学では個数に単位はつかないですからね。
教科書にも数字だけが記述されています。

これも学校では「~次」とつけた方がよいと指導されたそうです。

どういう狙いがあるのか考察してみましたが、私の頭では理解が追いつきませんでした。
ただ単に分かりやすいからでしょうか。

このような事態で困るのは、正しい知識で既に学習した子、つまり塾に通っている子です。
邪推するとこれも1つの狙いなのかもしれません。

しかし、もし来年数学の担当者が変わり、その先生と言っていることが違ったらどうするのでしょう。
また、高校へ進学して他の中学校との差異があったらどうでしょうか。

生徒は塾で言われたことと違って混乱しているようです。
「テストでどう答えたらいいですか」と聞いてきましたので、私はこう答えました。

学校のテストは先生の言うとおりに答えなさい」と。

テストを作るのも、採点をするのも、担当の先生です。
ズバリ、その先生が法律なのです。
そこで変な意地を張っても得をすることは1つもありませんので、言うとおりに従った方が良いでしょう。

ということで、今年の泉中の2年生は、「項に+をつける」「次数は『次』をつける」ことを徹底して下さい。

あと、文字を使った説明で結論を述べるとき、「最も小さい整数をnとすると」や「(n+1)は整数だから、5×(整数)となり、5(n+1)は5の倍数である」という下線部の説明を抜くと減点になってしまいます。
先生がおっしゃっていたそうですので、ご注意を。

余談ですが、「3つの連続する整数」の問題で「最も小さい整数をnとすると」と定義させると、和を求めたとき必ず下のような流れになります。

3つの続いた整数のうち、最も小さい整数をnとすると
3つの続いた整数はn,n+1,n+2と表せる。
これらの和は、n+(n+1)+(n+2)=3n+3=3(n+1)

となり、先生がチェックしたい「分配法則の逆」が含まれます。

ところが、nとおく数を生徒に任せると、

3つの続いた整数のうち、中央の整数をnとすると
3つの続いた整数はn-1,n,n+1と表せる。
これらの和は、(n-1)+n+(n+1)=3n

となり、非常に計算が楽になります。
慣れている人はこのようにおきますが、先生としては採点上嬉しくありません。
これを避けるための指示なのでしょう。

ウチの生徒には学校の先生の意図を細かく伝えていますので、自己流(教科書通り)に走る子はいないと思われますが……。

さて、今回の学年平均点は20点を超えるでしょうか?

相変わらずレベルの高い技術


泉中学校の技術は非常にレベルが高く、通常授業から真剣に理解を積み重ねていかないと太刀打ちできません。
生徒からは散々批判される内容ですが、私は非常に大好きです。

特に3年生は、1バイト=8ビットだよ~なんていう表面的な知識だけでなく、1ビットが何を示すのか、ビットが増えていくと何が変わるのか、なぜ1バイトが8ビットなのか、こういった本質を正しく学習できる授業内容なのです。

それを応用することで、画像や音声データの容量計算が出来るようになったりするのですね。
本気で勉強すれば、学校の授業だけで情報検定が取れてしまいます。

反面、コンピュータに全く明るくない中学生にしてみれば、相当理解困難でしょう。
また、数学的な思考・理科的な思考が欠かせないため、暗記に頼ってテスト勉強をしても殆ど成果が出ません。

毎年中学生に技術の内容を解説してあげているので、私自身ほとんど内容が頭に入っていますが、情報検定受けたら余裕で受かりそうです。
(今気になってググってみましたが、情報活用処理検定の1級ならほぼ解けました。軽く自慢です)

とりあえず、授業を受けた生徒で2進数と16進数の問題を間違えたら、保護者の方にお仕置きされても良いと思います。
何のために受けさせたと思ってるの!と。

達成度確認テストからの挽回


毎回試験対策特訓期間中に、学校の試験範囲に合わせた達成度確認テストを実施しています。

先日実施して即日返却をしました。

学校のテストよりやや難しく作ってあり、ちょっとでも勉強が甘いと得点を削っていくような問題にしてあります。
その分、自分の弱点を発見しやすく、勉強が不足している分野に絞って最終盤に向けた勉強の計画を立てるのに役立っています。

さすが3年生は、自分の結果からやるべきことが見えています。
一方、2年生はまだまだ客観視が甘く、「何となく解き直して出来るようになったっぽい」状態の子が多いため、こちらで色々とつついてやります。

期間中、何度か生徒と面談をしていますが、このようなやりとりが数多く繰り返されます。

私「○○は解き直した?」
生徒「はい、やりました」
私「じゃあ、これ解いてみて」

と、私がその場で問題を作り、解かせてみます。
キチンと解き直しが済んでいる子はスラスラ解いてみせますが、そうではない子が多いのです。

その子の中では、「解き直した=やった」になっているのですが、解き直したときに1から自力で出来るようになっていないと「やった」とは言えないのです。
こうして解けないままスルーされている問題をつついてあぶり出し、さらに演習の指示を出していく、これを繰り返しています。

まだ2名ほど、このパターンにドはまりしている生徒がいます。
中1・2の子たちはあと2日もありますから、まだまだ出来ないものを出来るように変えていくチャンスは十分にあります。

一方、中3生は明日からテストです。
明日は鬼の実技試験デーなので、今日はひたすら実技の詰め込みをやらざるを得ませんね。

テストが始まるその瞬間まで、得点は伸びます。
中学生の伸びしろはそのくらい大きいですから。
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