12 2017

管理不足が成績の上がらない原因

昨日は中1数学の授業時に確認テストを行いました。
結果は散々な出来だったわけですが、これは予想通りすぎて何も意外ではありませんでした。

テストの出来が悪かった生徒は、宿題をやっている場所を間違えていたからです。
今回の確認テスト、宿題からそのまま抜粋した問題なのです。
宿題さえキッチリ「正しい方法で」やってあれば、満点間違いなしの超イージーさ。
いつものはこの「正しい方法で」の部分に焦点を当てて生徒に指導をしていますが、やる場所を間違えたらどんなやり方をしていても意味がありません。

さて、事情聴取です。
私は確かに先週宿題の場所をメモしている様子を見ています。
やる場所が分からないはずはありません。
やってないことを隠すために違うところをやったなどとごまかすような生徒ではありません(そこは今までの信用があります)から、細かく事情を確認すると、なんともお粗末な理由でした。

「メモをした紙を無くしました」

メモした紙を切ってワークに挟んだらしいですが、落としてしまったら一巻の終わり。
困ったあげくに場所を予想してやってきたそうです。
確かに、もう1つの宿題であるプリントの問題は頑張って解いてありますし、質問にも来ています。
それはとても良いのですが。

呆れてばかりはいられないので、改善策を考えさせました。
まあ、単純な話ですね。
メモした紙を切ってしまうからいけないので、宿題を終えるまで切らずにつけておけばよいだけのこと。
もしくは手帳にでも書けば良いのです。

中学生の学力は、管理能力に大きく依存します。
学力のみならず、学校の通知表への影響も甚大です。

授業中に先生の出した指示を聞き取ってメモをすることを怠ると、提出物の期限を忘れてしまったり、根本的に提出物があることすら分かっていなかったりします。

頻繁に友だちへ宿題の場所や期限を聞く子がいます。
あれ、どういう風に思われているか本人は分かっていないのでしょうね。
もちろん聞かれる側の子はよい子が多いので、嫌な顔一つ見せずに教えてあげるでしょうが、内心どう思っているかは想像に難くありません。

やるべきことの管理。
提出する期限の管理。
それを元にした優先度の管理。
終わらせるためのスケジュール管理。
そして、やったものを確実に提出する持ち物管理。

これらを全て自分でやらなくてはいけません。
それでようやく「人並み」です。

願わくば小学生のときにこのような習慣づけを行っておきたいところですが、機会を逃してしまった子は、今速やかに頭を使って実行しなくてはいけません。

昨日は授業時間を大幅に削って、管理の重要性を説きました。
幸い素直に実行するタイプですので、すぐに改善が見られることでしょう。

ちなみに確認テストが散々だったのにはもう1つ「素人がアレンジする」という原因もあります。
コレについても伝えておきました。

小学生が宿題の場所を間違えるのはときどきあります。
実際に、昨日の4年生トリオのうち、1人がそうでした。
小学生は私がれんらくノートに宿題の場所を書いているため、ますます間違えようがないのですが、やはりそれを見ずに勘でやってしまったとのこと。

いやいや君ね、それまだ習ってないところですからね。
解いてておかしいな?と思わなかったのでしょうか。

おかしいと思いつつも解ききってしまったようです。
せっかくやったのだから、答え合わせもさせました。
てっきり家族にでも聞いたのかと思い、答え合わせをする前に「全部自力でやったの?」と念を押しましたが、自分でやったとのこと。

不思議と全問正解していました。
なぜ。

それはそれ、これはこれですから、もちろん正しい宿題の場所もやらせました。

中には、宿題をやったられんらくノートへ自主的に印をつける子もいます。
管理というのはこういった細かい心がけから育っていくのですね。

かくいう私も管理は苦手でした。
小学生のときに忘れ物キングとして名をはせていた時期もあります。
怒られ続けて痛い目もたくさんみて、ようやく多少改善したかな?という程度でした。
時代が時代なので、リアルに痛い目を見たのですが。
小学校はそれで切り抜けられたのですが、中学校はそうも行かず、必死で管理を心がけました。
それに伴い成績も向上していったので、やはり足を引っ張っていた要因だったのでしょう。

未だにタスク管理は苦手です。
だからこそ文明の利器を全力で利用し、何とかこなしています。
スマホとiPadは命の綱ですね(機械任せともいう)。

ここから夏期特訓に入ると連日宿題が出ます。
より管理が重要になってきますよ。
関連記事

中1 宿題