29 2015

学校の問題集を解くときやってはいけないこと

木曜は私が唯一他の教室へ行く日なので、試験対策の様子をレポートできません。

螢田教室ともう1つの教室、2教室の試験対策を見ていて、気がついたことがいくつかあります。その中の1つが、学校の問題集の解き方です。現在試験対策の第1ステージ(勝手にそう命名)ですが、レコ-ディングノートの最優先事項が「学校の課題を終わらせること」です。そのため、ほとんどの生徒が学校の問題集をせっせと解いています。

せっかくですので、学校の問題集について、これはヤバいという順にお話をしていきたいと思います。

ハナからやらない


……もちろんウチの生徒にはいないですよ?というか塾に通っていてこんな生徒がいたらお金をドブに捨てるようなモノ。いくら学校のテストで高得点を取ろうが、成績は3以下が確定です。それなら何も勉強しない方がマシというものです。

さすがにヤバすぎました。一般的なラインのお話をしましょう。

前日にやる


詰んでます。問題のレベルからいって、学校の問題集は本格的な演習には物足りません。インプット後の軽いアウトプットがてら取り組むのがベストです。そんなレベルの問題を前日に初めて取り組むということは、このような生徒は全く勉強をしてこなかったと言うこと。

部活に燃えている組によく見られます。彼らは日常の勉強時間が確保できていないため、このような事態に陥る確率が非常に高い。計画的にやるorやらせないとこなしきれないでしょう。ウチの塾ではGW明けに1回チェックをしていますので、その時点で学校の進度までは終わっています。今回の試験対策に向けた布石を打っておいた、というワケです。

ときどき不思議な理屈を持ち出す子がいます。ポリシーを持って前日に問題集をやっているそうです。そうですね、確率的に学年に1人はいます。その理由を聞いてみると、

「前日に最終チェックのためにやっている」

これが普段メチャメチャ勉強している子で、他の勉強を既に完了させているなら説得力もあるのですが、断言します、絶対そんな子はいません。最終チェックどころか、実は最初のチェックじゃないですか?

前日にチェックをしても、その反省のためのフィードバックをする時間が残されていません。たとえ本当に最終チェックだとしても、学校の問題集を用いて行うべきではありません。

答え合わせを最後にまとめてやる


2人に1人はコレに当てはまります。もし今もこんな状態の生徒がいたら、即刻改めて下さい。レコーディングノートに「こまめに採点する」と書いてあります。ちゃんと読めば、なぜ答え合わせをこまめにやるべきか、分かると思います。

答え合わせを最後にやっている生徒の意識は、とにかく「終わらせる」ことにあります。いかに作業を終わらせるかに主眼が置かれ、できる問題とできない問題の仕分けをする、という目的は二の次です。少しでも早く作業を終わらせたいという心理から、答え合わせを後回しにするのでしょう。

ですが、終わったらその達成感で答え合わせをする気力が起きません。これは今まで観察してきた生徒たちから手に取るように伝わってきました。すると、どうしても採点が適当になります。これもまた、「終わらせる」ことが目的です。結果、間違い直しという最大の目的は放置され、「課題が終わった!」という結果だけが残ります。

では、正しいやり方とは何でしょうか。

それは、最低でも1ページごとに答え合わせをすることです。1ページやると、自分が簡単にできた問題、ちょっと手こずった問題、歯が立たない問題が見えてきます。それが記憶に残っているうちにすかさず答え合わせをして下さい。○がついた問題は置いといて、注目すべきは×の問題です。

余裕で出来たと思っていた問題が×だった、それは何か注意が不足していた証拠です。いわゆる「ケアレスミス」ですが、解いた記憶が残っているうちなら、どこで間違えたのかが印象に残りやすいというメリットがあります。

また、歯が立たない問題はじっくり解説を読み、何をしているかを理解します。ここで理解できないようなら先生に聞き、
その後間違いリストのノートへ記録をしておきます。後日解き直すための準備をここでできるのです。

どう解いたのかを忘れてしまってからだと、なぜ間違えたのかも理解できません。細かいところを見ることもなく、とにかく全部「ケアレスミス」にされてしまいます。そんな調子ではいつまでたっても同じミスを繰り返すばかりです。せっかくの時間を使うのなら、意味のある勉強にして欲しい。だから、答え合わせはこまめにやるべきなのです。

答えを見ながらやる


しまった、見出しを書いて気づきましたが、「答えを写す」もいましたね。そういう問題外はともかくとして、答えを開いてやっている人は要注意です。高校生の勉強法を書いたときにも触れましたが、これは効率が良くありません。

ちょっと問題を見てわからないと感じたら、直ぐに答えを見てしまう。これでは自分の実力がどの程度かをはかることはできません。問題を見てわからないな、と思ったら、やるべきことは「調べる」。ノートを調べる、似たような問題の解き方を調べる、教科書を調べる、何でも良いので参考になるものを調べます。そして、それを真似します。

これで解けるようになれば、1つレベルが上がったと考えて良いです。真似をすることが学習の本質であって、新しい考えを生み出したりするのは学習ではなく研究です。学生たちは学習をしているので、良いものを真似して基礎を身につけ、成長していきます。答えを見て写すのは真似ではありません。コピーです。そんなものは機械にやらせておけばよいのです。


いかがだったでしょうか。学校の問題集は絶対にやらなくてはならないもの。せっかくやるのであれば、より自分の力になる方法をとってみましょう。

もし来週問題集をやっているとしたら、もう手遅れ。今週中に終わらせましょうね。
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