03 2015

教科書変更で違和感がすさまじい

4月から小学校の教科書が変わります。今まで使っていた教科書はかなりメジャーな部類の教科書でしたので、教科書に準拠した問題集が書店でも種類豊富に見られました。新しく採択される教科書はドマイナー(失礼)な出版社です。いえ、出版社自体は大きいですが、小田原市で採択されるのが激レアなだけです。そんな教科書変更にともなうアレコレをつづってみます。
そんなわけで、先日書店をあらかた見て回ってみましたが、教科書準拠の問題集や参考書が少ないこと。これは世の保護者の方々はお子さんの書籍選びが大変だろうなあ……と勝手に想像していた次第です。塾に通っているお子さんは塾から教材がもらえるので、ほとんど影響ありません。公文のような学校ガン無視なカリキュラムなら元々無風ですし、意地悪な見方をするならば、教科書が変わったことすら知らないかもしれません(本部では当然考慮していると思われますが)。

教科書が変わったことの影響は


春期講習から新学期が始まったのですが、教科書が変わったおかげで違和感が凄いですね。従来算数は易しめな数字の扱いから始まる学年が多かったのですが、今年はどの学年を見ても図形問題のオンパレード。本来は後期に習うような内容が学年冒頭からいきなり飛び出します。とはいえ、違和感を感じているのは教える側だけですが。子どもたちにしてみれば、何を習おうが全てが新しい内容ですから。

しかし、深読みをして見ると、様々な影響がありそうです。

授業の順番が教科書と違うかもしれない


学校の先生も大変だなあ、と心底同情しますが、教科書が変わったことで授業を1から作り直しになります。授業研究を欠かさない学校の先生は、しっかり教科書に対応したクオリティの高い授業が期待できます。一方、「順番が変わっただけで結局教える内容は一緒なんでしょ」という発想の先生は、従来の教科書順に固執する可能性があります。

保護者の方は気づかないかもしれませんが、教科書順から逸脱する先生は意外と多く、国語は教科書順にやる先生の方が珍しいくらいなんです。うちの塾は学校の進度を毎回生徒からヒアリングするので、学校の進度は熟知しています。毎年のことですが、国語のメタメタ進度に関しては辟易しています。

教科書を縦横無尽に行ったり来たり。今どこをやってどこを習っていないのか、子どもたちが迷子になるのが心配でたまりません。

算数は理解しやすくなる可能性が



算数は学習する順番が変わったことで、若干わかりやすくなると予想しています。年度前半に簡単めな内容が取りそろえられ、算数が苦手な子はここで頑張っておけば、取り残される心配はありません。ただ、その分年度後半に大物が控えているため、着実に理解をしておかないとのちほど痛い目を見ます。

算数に興味を引かれるコンテンツが多く、教科書そのものも塾の教材のような構成になっています。算数が得意な子にとっては利用しやすいので良いですが、苦手な子は先生の話をよく聞く必要があります。もっとも、苦手な子ほど話を聞かないので、いかんともしがたいのが実情ですけどね。

新しい教科書をもらったら


国語は全部読みましょう。ただの読書感覚で構いません。できる子は積極的に教科書を読みます。学校で習うときには物語の概要はすでにつかんでいるので、スタートラインが全く違います。

極論かもしれませんが、私は算数は習うモノ、それ以外は自分から学ぶモノだと思っています。算数は体系立てて学習して行かないと、混乱を招きます。自学自習はオススメしません。それ以外の科目はどうでしょう。国語の読解力さえあれば、教科書を読むだけで最低限の勉強は終わります。あとは、学校の教科書で先生から新しい知見を獲得することに専念できます。この教科書を先読みする習慣を、できるだけ早い学年から身につけておくと良いでしょう。
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