24 2015

中2試験対策総括

本日テスト明け初回の中2授業がありました。通常授業が1ヶ月ぶりという事実。私も生徒も認識してビックリです。

レコーディングノートを回収して、得点やコメントを確認しました。基本的に全コメントに私が返信をしますので、1人分を書くのにとんでもない時間がかかります。普段手書きでモノを書かないヘタレ社会人である私にとっては、腱鞘炎にでもなるんじゃないかという状態になっています。

せっせと一人一人にアドバイスしますので、次回に生かして下さい。絶対に次回まで無くさないように。

テスト前に勉強を優先することができました


全体的に2年生は1年生のときより大幅に得点を伸ばした生徒ばかりでした。その最大の要因はクラスの雰囲気でしょう。いつまでたっても油断して私語が飛びでる中3と違い、中2は授業中の集中が途切れません。お互いに切磋琢磨する雰囲気がだいぶ出来上がってきています。

また、試験対策の強制呼び出し時間以外に勉強をしに来た生徒が最も多かったのも中2です。中学生にとって、成長する第1歩は「テスト前に勉強するのを当たり前にする」ことです。

え?当たり前でしょ?

そう思っているのは、中学生の生態を知らない方々です。やるべきときにやる、という社会では当たり前の事ではありますが、中学生が最初からできるわけがありません。テスト期間中、自転車に乗って楽しげにそこらを徘徊する中学生の多いこと。それは塾に通っている中学生も例外ではありません。塾に行く、勉強会に行く、という事を口実にフラフラしているケースは多々あります。

以前も書きました(勉強をする場所は4つしかありません)が、勉強する場所は限られています。理想を言えば、家庭か塾のどちらかが良いです。

テスト当日は午前中で終わります。彼らに託された半日間という時間を、当たり前のように勉強に費やす。でも家ではなかなか身が入らないから、自分を追い込むため塾に来る。この、普通であるはずのことを普通にできたからこそ、今回の伸びがあると考えています。大変素晴らしい。

平均勉強時間は約40時間


部活動に燃えてしまった生徒がいたため、平均勉強時間は40時間程度に収まりました。中学生の成績は、あるレベルまでは勉強時間に比例します(そのレベルは個人差が非常に大きいです)。今回のテスト以前は勉強時間の壁にぶち当たっていた生徒はいません。つまり、やっても成績が上がらない状態ではなく、まだやる時間が少なすぎるため、やればやるほど伸びる状態だったのです。

今回ある程度長時間の勉強時間が確保できたために成績が伸びた、とも考えられます。私から見て、今後はやり方を工夫しないとこれ以上上がらないな、と思える生徒は2人だけ。あとはまだやるべき事に追いついていません。

闇雲に時間だけ延ばせ、というワケではありません。同じ時間内での効率を高めましょう。その方法はこちらから提供していますので、実践して下さい。

素直な子が伸びています


今回成績が跳ね上がった子は、こちらの指示を素直に実行していました。レコーディングノートに書いてある方法をやりもせず、あくまで自己流を貫いている生徒は伸びていません。中2生は勉強面に関して(のみ/笑)素直な子が多く、こちらの指示を真剣に聞き、ちゃんと実践しています。

中1生が見習うべきはそういう姿勢です。こちらで提供する勉強方法はプロが最善だと考える方法です。もちろん生徒のレベルによって若干の調整は必要です。そのために全員とこまめに面談をしています。いかに早くこちらのオススメする「型」にハマるかが勝負です。

一方、素直に勉強をこなしているのに伸び悩んでいる、という生徒もいます。これについては、個別に対応をしていきますが、ある程度の道標をここに示しておきましょう。

勉強しているのに伸びないときの対処法



インプット不足


自分の勉強内容を振り返りましょう。インプット=暗記やアウトプット=演習のバランスがおかしいかもしれません。

インプット不足の生徒は基礎が欠落します。数学はともかく、それ以外の科目は暗記が勉強を左右します。覚えていないと解けないモノが多く、インプットが不足した状態での演習は効果がごく薄いのが事実です。

演習の作業というのは、「勉強している感」が強いので、本人の満足度も高いのです。本人が「たくさん勉強しよう!」という意識が強いほど、アウトプットの作業に流れやすく、インプット不足に陥る危険があります。

アウトプット不足


逆に、アウトプット不足が原因で伸び悩むこともあります。このパターンの場合、平均点が高いテストでは得点が取れるのですが、平均点が低い、つまり難しいテストになるととたんに太刀打ちできなくなります。

演習の目的は主に2つ。1つは、詰め込んだ知識を引き出す練習です。本日の授業でも言いましたが、引き出しにモノを収納してから触れないでおくと、どこへしまったかを忘れます。引き出しにしまう→引き出しを開けて使う→またしまう、をくり返すと、モノがどこにあるかを確実に認識でき、非常に使いやすい状態になります。知識も詰め込んだ後、引き出して使う作業を短いスパンでくり返してやると、自由自在に引き出せる、「使える知識」へと化けるのです。

もう1つの目的は、頭の使い方を鍛えることです。知識だけで解けるような問題はともかく、複数の知識を運用する問題や、知識をベースに論理的に考える問題は難易度がハネ上がります。目標が高い生徒ほど、その予行演習を行い、本番での頭の使い方をシミュレーションしなければなりません。

問題を覚えるのではなく、解き方を覚えるのはこの鍛錬の一端ですね。解き方は「道具」ですから、数が大いに越したことはありません。色々なものを自由自在にこなせる「道具」を揃えるために、演習をこなして磨き上げていく必要があります。

時間的負荷が足りない


「本番に弱い」病の正体はだいたいコレが原因でしょう。全ての事に時間設定をして下さい。○分でココまで覚える、とか、○分でこのページを解ききる、とか、面倒でもいちいち時間を設定するのです。

テストのプレッシャーの大部分は、時間が制限されていることですから、この方法は効果テキメンですよ。勉強の密度を上げることにも役立ちます。今回40時間勉強をしたと言っても、科目は6つですから、1科目6時間強あります。次回は9科目ですので、1科目につき4時間そこそこしかありません。今回と同じようなノンビリした勉強では、得点が落ちてしまうのは確実でしょう。

普段から気負っていたら疲れるかもしれませんが、入試のときは数ヶ月のプレッシャーに耐え抜かなければいけません。テスト勉強の2週間くらい、自分を追い込んで勉強してみましょう。

だまされたと思って、全ての行動に時間的制約をつけてみて下さい。それだけで得点が跳ね上がる可能性があります。ケアレスミスが多い原因もたいていコレですので、とてもオススメです。

難易度の負荷が足りない


目標が高いなら、簡単な問題ばかり解いていてはいけません。解き直しが完全に終わり、それでも時間があるなら難しめの問題にチャレンジすべきです。満点が目標ならば、解けない問題があってはいけません。バラエティに富んだ演習が必要です。このレベルまで行っている生徒は、私に個別相談をして下さい。私は生徒全員のレベルを把握していますので、最適な演習内容を提示しましょう。

ただし、平均点に達していない生徒は真逆です。難しい問題に手を出す暇があるなら、愚直なくらい基礎的な問題を反射的に解けるような訓練が必要です。上手い人ほど基礎練習をおろそかにしません。野球で言うキャッチボールしかり、サッカーでいうリフティングしかり。基礎的なことを無意識にこなせるように鍛錬を積み重ねています。

勉強なら一問一答レベルですね。これを大量に、そして速く解けるように訓練してみましょう。


まとめ


目標が高すぎて、今回ちょっとしょげてしまう子もいたと思います。私も色々とアドバイスは試みますが、一番良くないのはやりもしないで無理と言うこと。YDKとかよく分からない風潮が流れていますが、できる子は色々やってみて洗練されていった結果、できるようになっています。YSK(やりもしない子)より、やったのに結果が出なかった、という子を全力で応援していきます。やってみたという事実に、次回への飛躍へ繋がる鍵があるのだと信じています。
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