03 2015

良いものはどんどん盗むべし!間違いリストのお手本を紹介します

もう先月の事になってしまいましたが、試験対策期間中に間違えた問題を解き直すための「間違いリスト」作成に取り組みました。今までの勉強方法がぬるすぎて、間違い直しを徹底できている生徒がとても少なかったので、今回初めて取り組んでいる、という生徒が大半を占めていました。

そんな中、初めてなりに「これはっ!」という生徒がいましたので、お手本として紹介したいと思います。今回解き直しが不足していた生徒はこれを参考にして、良質な間違いリスト作成ができるようにして下さい。

これが間違いリストの理想的な姿です





いくつかポイントを説明します。

問題文を左に書き、右側に正しい答えと自分の誤答、なぜ間違えたかの分析を書きます。これが基本の「型」です。

このノートが機能的で優れているのは、マーカーの役割が統一されていることです。緑マーカーで大問の番号を囲み、ひと目で問題番号が分かるようになっています。黄色のマーカーで囲んだのはその問題のポイントになる部分です。解説をそのまま写すのではなく、自分で消化して自分の言葉で書けているところが素晴らしい。

他にも、後から解き直しをするとき気をつけるべきことや、ポイントを読み直すときに重要なところを装飾して目立たせていることなど、自分なりの工夫が見られます。

この体裁でテスト直しを提出したらAは間違いありません。テスト直しの場合は類題も必要なので、その点が異なるとは思いますが。

地道なことに取り組める生徒は必ず伸びていきます



このノートを作った生徒も、間違いリストを作るのは今回が初めてです。初めてでもこれだけ取り組む事ができるということを示しています。

そして、この生徒は2年生です。中3ならこの程度のクオリティで間違い直しをするのは当然ですが、2年生でここまでキッチリやれる生徒はそんなにいません。努力次第で中1でもちゃんとできるはず。先輩も後輩も非常に参考になるでしょう。

この生徒の美点は、アドバイスを素直に実行する事です。妙な自信を持っている生徒は、自分のやり方に固執して、他人のアドバイスを粗末にします。まずはその通りにやってみないと、良いも悪いも判断が付きません。妙な反骨心はゴミ箱に捨て、プロのアドバイスを着実に自分の糧として下さい。

やらない理由を探すのは幼稚な行いです。
「こんなノートを作る時間がもったいない」
「もっと他の問題を解きたい」
「自分には合わない」

いくらでも出てくるとは思いますが、それって

面倒くさいからやりたくない

だけでしょ?

勉強には華麗な裏技が存在しません。そりゃテクニック的な解法は確かに存在しますが、それを身につけるためには、やはり地道な反復が必要です。極限状態のテスト中、付け焼き刃では思い出ない可能性が大。楽な方法に飛びついて失敗するくらいなら、地道な方法で着実に伸ばしていくのが、先々を見据えると賢い方法ではないかな、と私は思います。

ちなみに。

もちろん間違いリストをただ「作成するだけ」では得点に反映されません。作成したリストを端から全部解き直して初めて意味を成します。この素晴らしいノートを作成した生徒も、まだまだ解き直しが足りているとは言えません。ですが、もう少し効率良くこの作業ができるようになれば、その分演習時間も増えます。必ずや結果が伴ってきますので、焦らず地道な努力を続けましょう。

中2は全体的にこちらの指示を忠実に実行する生徒が多いのですが、中3はよく分からないプライドが邪魔をしているようですね。ハッキリ言って勉強のクオリティが今一歩。あと2回のテストで自己ベストをたたき出すためにも、プライドを捨て後輩のひたむきな姿勢に学びましょう。
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