23 2015

夏期特訓スタート!初日ゆえの緊張感とまだまだな中3

2015年夏期特訓がスタートしました。特訓スタイルの講習会も3回目、相変わらずプレテストのデキがイマイチなのが心苦しいですが、狭い範囲のテストに慣れきってしまった小中学生には厳しいのも確か。返却したときの阿鼻叫喚が凄まじかったですが、各自課題が見えたので、きっちり克服して下さい。

全クラスで夏期特訓の五ヶ条を説明し、緊張感を保って特訓授業に臨むよう説教をしました。特に体験生は「こんなに厳しいとは思わなかった」と思われないよう、ありのままを説明しました。誤解の無いようにしたいのですが、学校が緩すぎるだけの話で、特に厳しいわけではありません。

小学生にはノートに解く意義を感じて欲しい


塾の夏期講習用教材は、ほとんど書き込み式になっています。とはいえ、十分な書き込みスペースを確保してしまうとページ数が激増し、売れない商品となってしまいます(分厚い小学生教材は印象が悪いでしょう)。そのため、お情け程度の計算スペースしかありません。筆算を大きく書くのはもちろん、式すらちゃんと書き込めません。これではミスして下さいと言わんばかりです。

今年の夏期特訓では、テキストへの書き込みを禁止しました。ただし、問題文へのマークはOK。私も指導するときマーカーでどんどん生徒のテキストへ線を引いていきます。文章題は必要な情報を整理しながら読まないとダメ。ただ数字を追っていたり、文字を流して読んでいても解けません。

こちらが指定した通りにノートへ問題を写し、式・途中経過・筆算に至るまで全て書かなくてはいけません。途中経過を飛ばしたり、筆算が雑な場合は注意をします。ウチは小学校3年生から生徒がいますが、低学年には厳しいかな?と思っていました。ノートを写すことに慣れていても、ノートに解くという習慣は無いからです。

いやいや、それが意外に頑張って書いているんです。とにかく先生に注意されないよう念入りに、細かく、ていねいに書いています。ナツトク第4条「文字はていねいに書く」をしっかり守っています(授業が始まるとき宣言したばかりですからね)。

むしろ、5年生や6年生の方が甘い。4年生トリオは私が感心するくらいこまめに計算している一方、高学年は途中経過が「書けません」。書かないのではなく、正しい書き方が身についていません。だから書けない。

特に「=」の意味が分かっていない生徒は、その後中学校で数学を学習する際に致命傷を受けます。式を=でつなぐときは、必ず等しい式にしなければいけないのですが……学校でも机間巡視をこまめに行い、変な書き方をしている児童を注意できたら理想的です。でも、多数の児童を同時に指導する学校の先生方にそんな余裕は無いと思います。その代役をこちらで引き受けましょう。生徒が嫌がろうが何だろうが、口うるさく指摘をしていきます。

宿題も当然全てノートに。次回までに必ずやってくる作業を1つ指示しました。果たして何人がやってくるでしょうか……(40%くらいと予想)。

中3は自分の置かれている状況を理解しましょう


中3のクラスは、端的に言うと殺気が足りません。別に物騒な事をしろというワケではありません。覇気や緊張感、意欲などを総称して「殺気」と表現しました。必死になっているのはこちらだけ。吸収する彼らは普通に授業を受けているだけ。普通に授業を受けることを悪だとは言いませんが、それにしても見るからにのんびりしているのが目につきます。

3時間という短い時間で何が得られたのか。自分なりに語れる生徒は良いでしょう。ただ説明されることを普通に理解するだけでは、次回の確認テストで満点は取れません。より積極的に知識を吸収しよう、テクニックをつかみ取ろう、という視線をほとんど感じられません。

部活動を引退するのはなぜでしょう?自由時間が増えると考えてしまったらおしまいです。あっという間に秋になってしまいます。自由時間が増えたのではなく、今まで部活動をやっていなかった人たちと同じ状況になっただけです。その部活をやっていなかった人と比べて、勉強に使える時間は圧倒的に少なかった、これが部活に燃えていた生徒の現実です。(部活もやっていない、勉強もしていない、という中学生は眼中にありませんのであしからず)

引退した時点で借金を背負っているようなものです。今できることは、今まで失った時間を取り戻すことです。

こういう事を言うと、「部活動は無駄なモノじゃない!時間を失ったとはナニゴトだ!」とアレルギーを起こす人もいるでしょう。私はしょっちゅう授業中に言っていますが、部活をしている時間に勉強をしなかったのは事実です。勉強をしようと塾に行こうとする生徒に対し、レギュラーにはしないと脅迫をする部活動の顧問は現実に存在します。部活動が勉強面にプラスになるというなら、その根拠が知りたい。中学生にとって何が有意義かを論じるまでもなく、一般的な中学生にとって勉強は最優先事項です。

学院生も大半が部活動をやっています。引退の時期も様々です。引退した中学生が直面するのは高校受験です。今は切り替えて、夏期特訓に集中をして下さい。ランランと目を輝かせ、ポジティブに勉強をしましょう。確認テストで満点を取るための努力が足りない生徒は、追試以前に再び努力をしてもらいます。強制的にやらされるくらいなら、自発的に準備をしてくるように。

初日に最も熱意が感じられたのは体験生でした。学院生はぬるま湯につかっていないで、ガツガツと貪欲に勉強しましょう。

なお、無断欠席者が1名。論外です。

相変わらずよい姿勢の中2


定員に達した中2は、初日らしい緊張感にあふれていました。中1との差は、問題を解いている最中に他の生徒の方をきょろきょろ見たり、先生の目を盗んでしゃべろうとはしないところ。いえ、いたって普通の事なんですが、現代の中学生基準で考えると良いことだと思います。

問題を解いているとき他の人を気にする余裕は無いはずです。そんな余裕があるのは能力が飛び抜けている人か、全く頭を働かせていない人のどちらかです。

初日はオリエンテーションも兼ねているので、授業はそんなに進められませんが、それでも電子黒板という素晴らしいツールがあるため、そこそこのペースで進められました。今回の数学で扱った内容はごく初歩の話です。授業中に行った演習で×があること自体がややマズイというレベルです。できないものが多かった原因はあまりに知識が足りないこと、ペースが遅いことの2つです。

間違えがあった生徒は必ず自力で解けるように演習をしておくこと。でないと確認テスト満点は「運任せ」となります。たまたまできる問題が出たら満点、ではなく、どれが出されても満点が取れるようにしましょう。

数学の宿題は驚きの1ページのみ。空欄で提出したらキッツいお仕置きを覚悟して下さい。どうしても分からない人は授業前に私のところへ来ること。ヒントだけあげます。

中2は期待が持てそうな姿勢だけに、こちらも厳しくあたりたいところです。

テスト姿勢が散々だった中1はいかに


プレテストで見放した3名を含む中1クラス。びっくりしたのは、ブログに書かれたのが自分のことだという自覚がない生徒が1名いました。自分は真面目にやっているとでも思っているのでしょうか。そう思っているうちは改善など望めません。授業中ずっとビデオに録画しておいてあげたら、客観視できるでしょう。

その3名以外のメンバーは、授業中の視線や積極性が違います。まず良く人の話や指示を聞いています。こちらが「○○を開きなさい」「○○を解きなさい」という指示を与えると、的確に指示に従います。裏を返せば、指示を聞き逃す生徒は要点も確実に聞き逃すということ。学校の授業態度もよろしくないようですので、そろそろ考え時だと思いますが、いかがでしょう。

科目としては、数学の平均点だけ突出していて、英語がかなり不安です。社会は問題外です。今までどういう人生を送ってきたら中国やアメリカの場所が分からないという状態になるのでしょうか。そのあたりの知識は「習ってないもん」ではなく、一般常識です。つまり、それが分からないのは非常識ということ。

話はそれますが、中3理科は夏期特訓で天体を学習します。入試へ向けての先取り学習となります。毎年戦慄を覚えるのは、太陽や月を星だと知らない生徒がいること。オブジェの1つだとでも思っているのでしょうか?これもまた、習うまでもない一般常識の世界です。

もちろん客観的なデータはありませんが、観察する限り「一般常識」のラインが年々下がっていることを体感します。それは読書量の低下とテレビ視聴の偏りが原因でしょう。これから多くのことを学習していく中1は、この一般常識の壁に何度かぶつかっていくことでしょう。ぜひ小学生がいるご家庭には、一般常識レベルを引き上げていくことをオススメします。それは将来の学習におけるスタートラインを左右します。いえ、前後でしょうか。

プレテストを見る限り、ウチの1年生の一般常識レベルは限りなく低いです。なら、学習によって身につけていく他はありません。夏の間、こちらからの要求は高く高くなっていきます。授業中に学習した内容の徹底反復によって定着させて下さい。


初日だったので、若干(?)長めに書いてみました。特訓が佳境に近づくにつれ、疲労で文章量が徐々に減少していくことが予想されますが、大目に見て下さい。もっとも、先日の面談で保護者の方に「ブログ長いですね」と言われたので、少し短めにしようと思っています(思っているだけ)。

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