05 2015

ネイティブと英語で楽しむ!よみうりランドのイベントに参加してきた後編

先日のよみうりランドイベントレポートの後編です。前編はこちらからどうぞ。

街頭英語


せっかくよみうりランドまで来て木陰で英語を喋っているだけではもったいない!という意図なのかどうなのか、次のプログラムは「街頭英語」でした。園内を練り歩き、アトラクションなどを楽しみつつコーチと英語でトークをします。ただ会話をするだけではなく、園内のアトラクションにちなんだ問題が何問か用意されており、生徒はコーチの出題に頑張って英語で答えなくてはなりません。

例えばこんな感じ。

「2本の塔のようなアトラクションのうち、左側の色は?」※英語です

まあ、答えは誰でも分かる簡単なものです。小学生でも「yellow」くらい知っています。読めないでしょうけど。
ただ、コーチがする質問を理解するのが大変です。何しろ「color」は知っていても、「What」を知らないので、何かを問いかけられてiいることを口調や表情から読み取るしかありません。つまり、顔を見ていないと分からないのです。

ところが、シャイな子たち揃いの生徒は、語りかけてくるコーチの顔をまともに見ず、うつむいて聞いています。これではコミュニケーションの基本から瓦解してしまいます。ですから、街頭英語の冒頭はまともなコミュニケーションも取れず、ただただコーチが一方的に喋り、生徒が困惑する、という構図が容易に想像されました。

なぜ想像ですって?
街頭英語の前半は、私がまだ生徒のグループと合流していなかったからです。(詳しくは前編を参照)

というかですね、本音を言えば途方に暮れていました。よみうりランドは某ネズミ遊園地よりは小さいですが、それなりの規模です。向こうも移動しているワケですし、こちらも回復したとはいえまだ足下のおぼつかない様子ですからそれほど動き回るわけにもいきません。

そこで私の取った方策は、完全に運任せでした。

「Yちゃん、みんなどっちいると思う?」
「あっちかな」

こんな調子で、生徒に任せました。私が決めない理由は、単純に運が悪いからです。そうこう探しているうちに約5分が経過。

いました。普通に向こうから集団が歩いてきました。
運良すぎじゃないですか?この子。

私の予想の1/5くらいの時間で運良く合流できたのは想定外(いえ、良いんですけどね)でしたが、完全に想定内だったのがグループの様子。予想通り外国人コーチとのコミュニケーションが全く上手くいっていません。コーチは子どもたちの方をこまめに振り返りながら積極的に話しかけているのですが、肝心の聞き手がロクにコーチの方を見ていないのです。

会話は「目」が一番重要です。真剣なのか、冗談なのか、喜んでいるのか、怒っているのか。全て目に表れます。人間というつくりをしている以上、それは人種や言語に関係ありません。見ない、というのは完全にコミュニケーションを拒否しているのと同じ。大変失礼なことです。

さすがにコーチが困り顔を私に向けてきました。基本的に私は子どもたちが英語を理解できなくても手助けをしない方針でしたが、コーチが悩んでいるのには責任を感じます。そこで聞いてみると、ここまで何のアトラクションにも乗っていないとのこと。

何と言うことでしょう(ビフォーアフター的な)。

せっかくの遊園地、子どもとの距離を縮める機会をムダにしてはいけません。そこで、「何かに子どもと一緒に乗ってみては?」と提案してみました。

そしてコーチが選んだのはコレ。


マジカヨ。

そう突っ込みたくなりました。よみうりランドで一番長く、速く、そして高い「Bandit」です。ちなみにこのアトラクション、街頭英語の問題の解答にもなっています。確か、「この写真の乗り物の名前は何ですか」という問題だったと思います。コーチもそれを知っているので、「コレに乗らなきゃ!」と思ったのでしょう。

解決策を思いついたうれしさか、コーチがテンション2割増しで生徒たちに提案をしています。もちろん絶叫系の乗り物が苦手な子もいますから、その子たちは私がお留守番組の面倒を見ることにしました。先ほどプチ熱中症から復帰したばかりの子もいます。こんなハードなアトラクションをいきなり乗ったら、また具合でも悪くするのでは……と私は心配でした。

結局、乗る子が3人、居残りが2人+私となりました。
私が心配していた子は「私も乗る~」と言って楽しそうです。

乗るんかい。

小学生の体力をナメていたようです。私みたいなオッサンとは格が違いました。
上の写真の中央付近に4人乗っていますが、それがコーチ+3名の生徒です。

果たして、アトラクション効果はいきなり表れました。乗車後のコーチと生徒たちは、テンションも高く感想を言い合っています。ちゃんと顔を見て話していますし、コーチの身振り手振りも合わせて「なんとなく」肌で感じて意味を理解している様子です。いいんです、「なんとなく」で。日本人同士でも真意などなかなか分かりません。言語を超えたところで理解し合える楽しさを少しでも実感してもらえれば、それが次のステップへとなります。

乗り物に乗れなかった2人はちょっと残念ですが、周りが話し始めたことで、少しは溶け込みやすくなったようです。コーチの問いかけに頑張って答えていました。

それにしてもコーチの興奮具合はすごかったですね。誰が一番ビビっていたかって、コーチです。ウチの子たちのグループについたコーチは、背はそれほど高くないですが、とても体格の良いややマッチョな方。そしてお約束のヒゲキャラです。

そんな風貌のコーチが矢継ぎ早に、

「すっげー高い!あんな速いコースター初めて乗ったよ!乗ったことマジ後悔したよHAHAHA」(※英語です/ほぼ原文そのままです)

とまくしたてる様子がおかしくてたまりませんでした。子どもたちもその様子を見て、憎めないキャラクターなんだな、と感じたことでしょう。

表彰式


今回のイベントは英語を楽しみつつ、より積極的にコミュニケーションを取ろうとした生徒に賞が贈られます。


ポイントは、積極的に英語を使ってコミュニケーションを取ること、そして恥ずかしがらずにコミュニケーションを取ることでした。昨年はウチの教室から参加した中学3年生が見事賞をゲットしていました。その生徒の素晴らしい点は、超積極的であることです。英語の能力うんぬんは置いておいて、良質なコミュニケーションに欠かせない積極性は、1つの才能です。

その観点からすると、残念ながらウチの子たちは積極性に欠けます。そしてシャイです。最年少で参加した小4の子は、アトラクションに乗ってからは物怖じせずコーチの会話に向き合っていました。これが最初からそうであれば、もしかしたら受賞できたかもしれません。今回は英語というハードルがあったためなおさらですが、人見知り気味な子は学習にしろ生活にしろ必ず1つ余計なハードルを超えなくてはならない。そういう教訓を感じた本イベントでした。

そして自由行動へ


英語イベントはしめて2時間半程度で終了しました。ここからお楽しみの自由行動です。こちらの指示も聞かずに飛び出していきそうな子をつかまえ、集合時間とグループ行動を徹底して送り出しました。

私はふらふら園内を1人で行動しても良かったのですが、そうするとカフェで数時間時間を潰しそうな気温と気分でしたので、男子2人組にくっついて行動をしました。

よみうりランドはなかなか勢いのあるアトラクションがたくさんあるテーマパーク。私はスピードを出すのは好きでも出されるのは嫌いなタイプです。絶叫マシンとか何でお金を払ってまで苦痛を受けねばならないのか!という思想ですので、コースターは断固拒否しました。

脱出ゲーム的なアトラクションがあったので、頭を使う知的なゲームと思って入りました。ところがレーザーが張り巡らされた小部屋を抜ける肉体系ゲームでした。しかも、私より体も小さい上にすばしっこい子どもたちが立て続けに連敗しています。

年甲斐もなく張り切ってしまいました。小学生と中学生が失敗した直後にドヤ顔でクリアする30代。ちょっとは先生の威厳を保てたでしょうか。

その後は極力穏やかに園内を回りました。子どもたちはどんどんアトラクションに挑戦していきますが、私には宙返りなどできませんので写真係を買って出ました。親切なフリをして木陰のベンチで休憩をします。


逆さになる生徒の図(見えません)

それにしても小中学生、油断なりません。ふと目を離すと荷物を適当な場所に置いてその場を離れるわ、ゲームに夢中になってサイフを忘れるわ、先生を列に並ばせておいて自分はジュースを買いに行くわ……これだから飽きませんね。

大きなトラブルもなく、かなり平穏無事にイベントは終了しました。帰りも渋滞にはまることなくスムーズでした。ウチの教室の子たちは積極性には難があるものの、その分素直に人の話を聞いてくれます。帰りに引率して螢田駅に帰ってくるときも、こちらの指示をしっかり守ってすんなりついてきてくれました。こういう点はとても素晴らしいと思います。またイベントがある際も、安心して連れて行くことができそうです。

最後に、イベントに参加した生徒の親御様、駅までの送迎等ありがとうございました。これからも学習につながる育成イベントを企画・実施して参りますので、ぜひご参加下さい。
関連記事

夏期特訓 英語 イベント 小学生

0 Comments

Leave a comment