01 2015

中1計算強化特訓中

私が毎年中1クラスで必ず言うことがあります。

それは、

「方程式は人生を左右するよ」

ということ。

私は全く大げさなことだとは思っていません。生徒は軽く受け取っているかもしれませんが、彼らが思っているより私は真剣に言っています。

言ってしまえば、正負の数が分からなければ文字式の計算も詰んでいますし、文字式も自由自在に計算できなければいけません。

それらは全て、方程式を解くための準備です。中1数学は、一旦方程式という名のゴールにたどり着きます。んー、ゴールは言い過ぎとしても、チェックポイントとでも言いましょうか。方程式さえ解ける状態まで持って行けば、今後どの単元でつまづいてもなんとかなります。関数も、図形も、連立方程式も、2次方程式も、全て方程式を使って解くのです。「方程式ができる」という武器はそれだけ強力です。

方程式はいわばマスターキー。これさえ手に入れてしまえば、今後数学で待ち構える関門は全てこじ開けていけるでしょう。

逆に、方程式が解けないままこの先に進んでしまうと、数学は永遠に苦手なまま。しかも本人はなぜ数学が分からなくなったのか気づかないまま、「よく分からない科目」としてのレッテルを貼ってしまいます。

新しく入ってくる生徒の8割ほどから聞く定番のセリフ「何が分からないのか分からない」状態はこうして生まれます。

数学が苦手になるかどうかの分水嶺、それが方程式です。

ここで躓くと、あらゆる科目に影響が出てしまいます。数学が直結している理科は当然として、社会も入試レベルになると相当な計算力が必要です。もちろん方程式を使います。

何より、学習面において痛恨の苦手ができてしまうため、その子の学習能力に深いくさびが打ち込まれます。この時点で良い成績を取って良い高校へ行こう、という目論見は崩れ去っているというわけです。言うまでもなく良い高校へ行くことのみが良い事ではありません。ただ、ここは学習塾です。学力にこだわる場所です。その立場の人間からしてみると、望ましい状況では無くなってしまうのは看過できません。

学力が人生を決める訳ではありませんが、その後の将来を大きく変えるのは事実です。それを私は「方程式は人生を左右する」と表現しています。

方程式強化特訓に取り組む中1生


ということで、私が教えている生徒は徹底的に鍛え上げます。ここは何があろうと甘い対応はしません。現在中1は「方程式強化特訓」を行っています。

シルバーウィーク前に範囲を予告しました。問題集にして4ページ分です。整数だけではなく、もちろん小数・分数も含まれています。その範囲から全く同じ問題を20問出題して、9割で合格とする、という内容です。

宿題もそのテストのための勉強としました。どうしたらそのテストで満点を取れるのか、自分なりに工夫して勉強をしてきてもらうことも試しています。満点を取る自信があるなら、宿題をやる必要はありません。自信がないなら、何度も解いて問題を覚えるレベルまで勉強をすることも可能です。何しろ連休でしたからね。

そして月曜日、約束のテストを行いました。結果は……全員9割ならず。最高点で17点です。各自テストに向けて対策は練ってきた様子で、解き方を間違えている生徒は誰もいませんでした。

間違えている原因はいくつかありますが、その中で顕著だったのが、

「教えたとおりにやっていない」

途中式を書くのが面倒くさい症候群の患者たちは、省略してはいけないタイミングでその1行を省きます。
これが致命傷になるのです。

こちらで提示している方法は、諸悪の根源「ケアレスミス」を最小限に減らす方法です。それをないがしろにした代償が追試です。

追試は全部問題を入れかえます。そして、満点合格です。それから3日間、毎日満点が取れるまで繰り返しています。既に抜けたメンバーがいるなか、残ったメンバーは4日目です。そろそろ全員満点を取って、特訓を卒業して下さい。

毎日テストを作りかえるのが大変なんです(心の叫び)。
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